男子への「かわいい」は褒め言葉?「かわいい」に隠された真の意味とは
褒め言葉のつもりで男性に「かわいいね」と言うと、なんだか微妙な表情をされてしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか。女子にとって「かわいい」は褒め言葉なのに、男子は「かわいい」より「かっこいい」と言われたいのが本音。
でも実は、「かわいい」って最高の褒め言葉なんです! 今回は「かわいい」の真髄を探ってみましょう。
「かわいい」のニュアンスは?
「かわいい」……これは女子に向けられた褒め言葉だというのが一般的ですが、実は男子への褒め言葉として多用する女子もいます。
あなたは男子に対してどんなときに「かわいい」と思うのでしょうか。年下男子が甘えてきたとき? スイーツを目の前にして満面の笑みを浮かべるスイーツ男子を見たとき? はたまたベビーフェイスのお砂糖男子を見たとき?
もちろん、そういう場面でも「かわいい!」と言うことはありますが、とても「かわいい」の対象には入らないような強面のお兄さんがペットと戯れているシーンや、見かけによらずかわいいスタンプを使ってくる大人の男性に対しても「かわいい」って思っちゃうこと、ありませんか?
「かわいい」とは○○
つまり女子が男性に感じる「かわいさ」とは、「相手が見せる隙」に等しいのです。その隙に入り込みたくなるときに、「かわいい」が「愛しい」に変わると言っても過言ではありません。
……と言うと男子は「かっこいいのほうがいいに決まってるじゃん」と口をそろえて申し立ててくるのですが、必ずしもそうではありません。実は、「かわいい」は失敗すら好感度を上げる武器にする、絶対的な正義があるのです。
「かわいい」は「かっこいい」に勝る
例えばかっこいい男性がいるとします。身のこなし女子の扱いもすべてがかっこいいし、本人もそれを自覚しているのか、かっこいいところしか見せないような全女子が憧れる男性。
そんなかっこいい男性が何か大きな失敗をしたりすると、たちまち「かっこいい」は崩れてしまい、気まずい空気になりがち。しかしこれがかわいい男性だと、失敗すらかわいいし愛おしいと思ってしまうのです。
かわいさは「隙」なので、そうした隙を日頃から見ていると、女子としても失敗を大目に見る魔法にかかってしまいます。しかし、普段から隙がなくかっこいいところしか見せない男性が失敗すると、そのかっこよさの幻想がガラガラと音を立てて崩れてしまうということは、実はよくあることなのです。
男も女も「隙」が大事
さて、今回は男性のかわいいさについて筆者の持論を申し上げました。女性でも、完璧な女性よりも隙がある女性の方がモテるという王道のモテ常識がありますが、男性でも同じ。しかもその隙は、女性側が作りやすくしてあげることが大切です。
彼に対してかっこよさばかりを追求するのではなく、彼の隙・かわいい一面を引き出してあげることで、彼も肩の力が抜けて、より自然体であなたのそばにいることができるのではないでしょうか。