終わってから気づく…「恋は盲目だなぁ」と思うこと
恋をしているときは無我夢中で相手を愛し、全力で毎日を生きていたのに、一度熱が冷めてみると「あれ? ちょっと違ったかも……」と気づいた経験はありませんか。
昔から恋は盲目と言われていますが、自分の気持ちも周りの意見も見えなくなり、猪突猛進してしまうのも恋の醍醐味です。ここではそんな、盲目だと思った出来事について聞いてみました。
「恋は盲目だなぁ」と思うこと
友達からダメ男だと言われても気にしない
「彼のことが好きなときは、友達からどんなにダメ男だと言われても気にしない。むしろ、反対されればされるほど、彼のいいところを分かっているのは私しかいないって思っちゃう。でも、一回冷めてみると、なんで周りの言うことを聞かなかったんだろうって後悔する」(20代/看護師)
▽ 客観的に見たらろくでもない男で、付き合うだけ時間の無駄だと思う人であっても、恋をしている人にとってはたったひとりの王子様です。浮気や借金など最低なことを繰り返していても、「私にはこの人しかいない」と頑なになってしまうこともあるでしょう。
周りが反対すればするほど、「この人の本当の姿を知っているのは私だけ」と酔いしれてしまいます。そんな思いも、盲目な恋愛をしているからこそなのかもしれませんね。
やたらと運命を感じる
「好きな食べ物が一緒だったり、出身地が近かったり、そういうちょっとした共通点を見つけるたびにこの人は運命の相手だって思っちゃう。実際はよくあることだし、別れたあとに全然運命じゃなかったって気づくんだけど、付き合っているときは本気で運命だって信じてる」(20代/学生)
▽ ちょっとした共通点や偶然を見つけて、彼とは運命であると思い込んだり信じ込んだりしてしまうのも、盲目な恋あるあるのひとつです。彼との相性占いを繰り返したり、彼と出会うために生まれてきたのだと本気で思ったりします。
血液型や出身地、好きな食べ物などが同じ人は山程いるもの。そのひとつひとつを運命だと感じたくなるほどに相手のことが好きなのでしょう。
ないがしろにされていることに気づかない
「家賃は出さないで全部私が払っているし、掃除も洗濯も料理も全部私。彼の誕生日にはサプライズを用意しているのに、私の誕生日のときは2,000円くらいの安物のネックレスだけ……。そんな扱いをうけているのに、付き合っているときは気づかなかったんだよね……」(20代/IT)
▽ 冷静に考えてみれば、ないがしろにされていることが分かるのに、そのことに気づかずに一方的に尽くしてしまうのも盲目だからこそできるもの。
いったん冷めてしまうと、「なんでこんなクズと付き合っていたんだろう」などと思いますが、恋愛をしているときには気づきません。むしろ「この人は私がいないとダメなんだ」などと本気で思っています。
人前だということを忘れていちゃつく
「電車とか道端とか駅のホームとか、他の人がいるっていうのを忘れてふたりだけの世界になる。変な名前で呼び合ったり、チューしたりしていて完全に周りが見えずにいちゃついていたなぁ……。今考えると黒歴史だし恥ずかしすぎる」(30代/主婦)
▽ 人前でいちゃつくのは恥ずかしいもの。人の目を気にしたり、周りに迷惑をかけないのも大人のルールです。
しかし、恋をしてしまうと周りが見えず、いつもふたりだけの世界状態。恥ずかしげもなくいちゃつくことができてしまうようです。