執着も引き起こす! 恋と勘違いしてしまう希少性の原理とは
彼のことが大好きだけど全くうまくいかない。それは、手に入りにくいものを追いかけてしまう「希少性の原理」が影響し、恋だと勘違いしていることが原因の場合もあります。
これは、ショッピングでもよくある「限定品に価値を感じてしまう」という心理。恋愛においては、時に執着も引き起こす心理パターンですから思い当たる人は要チェックです!
恋と勘違いしてしまうパターンは?
1. 性格や趣味が変わっている彼
個性的な性格は魅力のひとつですが、普通を大幅に通り越した性格や趣味を持つ男性は「貴重で手に入りにくい」と捉えられることも多いようです。
一芸に秀でている男性に対してファンの気持ちで応援するくらいならば良いですが、一般的にダメ男と言われるような男性に勘違いの希少性を感じてしまうことも。恋が暴走する前に冷静になって。
2. ライバルが多いとわかっている彼
職場の中で目立つ彼や、ビジュアルが素敵な彼。明らかにライバルが多いとわかると、なぜか手に入れたいチャレンジ精神がわいてしまうことも。
「他の女性に取られるかも」、「会えなくなるかも」というちょっとした焦りからはじまり、「彼から認められたい」という強い気持ちになってきます。誰だって希少なものは欲しくなります。希少性の原理に煽られていないか振り返ってみて。
3. 少し成就が難しそうな彼
かなりの年の差、外国人さんなど、ちょっと成就が難しそうな相手に対しては、「これは珍しいもの」、「手に入れないと後で後悔するかもしれない」という、限定品を求めるような気持ちが動いてしまうこともあります。
彼と自分との違いを受け入れられる大らかな心があることは素晴らしいですが、成就した途端に気持ちが冷めてしまうパターンもあります。彼の内面やどんなところが好きなのかを改めて考えてみて。
4. 職業上の肩書きがある彼
学生の頃であっても、「先輩」という存在は甘い響きの相手だったと思います。社会人になっても、職場のリーダー的存在であるなど強い存在の相手にはドキドキして当然。
また、社会的にかっこいい職種の肩書きがある彼は、それだけでも好きになってしまいそうですよね。そんな、珍しい立場があるから好きになってしまうのも希少性の原理のひとつ。ひとりの人間としてどう思うかをチェックしてみて。
5. すでに彼女やパートナーがいる彼
夢中になってしまう恋愛のひとつに、彼にすでに相手がいる場合が挙げられます。もちろん、その状態からきちんと状況を整理し、誠実に結ばれることもあるでしょう。
とはいえ、手に入らないからほしい! という無意識の気持ちが強い場合は、まさに希少性の原理に振り回されている状態。本当に必要ではないのに、手に入れたいと勘違いしてしまう思考パターンが多いことを忘れずに。