失恋した時にしてはいけない5つのこと
何度経験しても、失恋という経験は慣れるものではありません。両思い、片思い、どちらにしても大好きだった人を失うのは悲しいものです。
失恋したならしばらくは自分を甘やかし、心を回復させる時間を持つことが大切でしょう。けれど、その心の回復期間の過ごし方を間違えると取り返しのつかない大きな傷となってしまうことがあります。
そこで今回は、失恋した時にしてはいけない5つのことをご紹介します。
相手を過剰に悪く言う
失恋した時の行動で多いのが、気がおけない友人たちとの女子会でしょう。確かに気は紛れますし、話すことでストレス解消になります。「あんなヤツ、忘れなよ」という友人の言葉に救われることもあるでしょう。
「大好きだったけれど、こういうとこも嫌だった。あぁいうところも嫌だった」と言うことで、相手に対して冷静な気持ちを抱けるのなら、それも心を回復させるのに必要なことです。
しかし、過剰に相手を非難してしまうと、相手を大好きだった自分までも否定してしまうことになります。一度は好きになった相手です。相手のいいところも悪いところも認めた上で、自分とは縁がなかったのだと考えましょう。
生活を破綻させる
失恋した後は自分を甘やかしていいですが、それは好き勝手していいという意味ではありません。自堕落な生活を送ると、そのツケはすべて自分へと返ってきます。「失恋したから生活が破綻した!」と言っても、それは相手のせいではなく自分のせいです。
つらくて日常生活を送るのが苦しいこともあるでしょう。けれど、今の生活は自分自身のために必要なものです。また、変わらぬ生活を送るほうが気も紛れ、早く失恋から脱出することができます。
男性に対して過剰な拒否反応を起こす
ひどい失恋をすると「もう恋なんてしたくない」「男性なんて信じられない」という状態になってしまうことがあります。一時の感情であるならば問題ありませんが、その感情を自分の中の正義にしてしまうのは非常に危険です。
その後の素敵な出会いも、全て否定してしまう危険性があることも……。失恋した相手が男性の代表というわけではありません。今後の素敵な恋愛を逃さないためにも、過剰な拒否反応は捨て去りましょう。
興味のない男性と遊ぶ
「男の傷は男で癒す」という言葉がありますが、男性と遊びまくれば失恋を忘れられるという意味ではありません。正しくは「次の恋を見つけたならば過去の恋愛の傷は癒える」という意味です。つまり、自身が興味のない男性といくら遊んでも傷は癒えません。
むしろ、その行動は次の恋を見つける妨げになる危険もあります。失恋してつらくても、自分自身を追い詰める行動は控えましょう。
自分自身を責める
失恋の原因は相手と自分、どちらにあるでしょうか。深く落ち込んでいるのであれば、自分に原因があると考えてしまっているかもしれません。けれど、失恋とは相手と自分がいてこそ成り立つものです。つまり、その原因も自分だけのものではありません。
それでも自分が悪かったのだと、いつまでも自分自身を責め続けてしまうことがあります。それでは、いつまでたっても前には進めません。「自分も悪かった、反省すべきところがあった、それならば次に生かそう」――そういう前向きな気持ちが、失恋から自分を連れ出してくれます。
いつまでも自分自身を責めていては、自分の気持ちは同じ場所から動けないでしょう。