「自分は本当に結婚したいのか?」婚活に疲れたときに見直してみよう
「結婚するぞ!」と決めて活動をしていても、微妙な人としか出会えない時期が続いたり、付き合うことになっても条件が合わなくてまた一からやり直しになったり……と精神的にも疲れることが多いのが婚活。そんなときに見直してみたいことについてまとめました。
婚活はそもそも不毛な体験が多いもの
婚活を始めた人の多くが、その不毛さに嘆くんです。出会いがない、出会ってもピンと来ない、付き合ってもやっぱり違う……など。それがなぜ起きるかというと、「今、この瞬間すごく結婚したい人」と「いつかは結婚したいけど、別に今じゃなくてもいいと思っている人」が存在するので、無理やりそれを合わせようとするとどうしてもギャップが生じてうまくいかなくなるんですね。
だから、婚活がうまくいかないときは「今結婚したいと思っている人」がいる場で自分はちゃんと活動してきたのかをまず見直してみてください。
そもそも、なぜ結婚したいのかを振り返ってみる
婚活をしていると陥りがちなのが、婚活すること自体がゴールのようになってしまうこと。本来は結婚がゴールでもないし、結婚してその先にある幸せな生活を求めていたはずです。ところが、「私、何のために婚活していたんだっけ?」となるくらい自分を見失ってしまうことも多いんですね。
そうなったとき、一度振り返ってみたいのは「結婚して何をしたいのか?」を再度見つめ直してみること。「結婚できるなら誰でもいい」ということは決してないはずですよね。
たとえば「子どもが欲しい」というのが理由だったとしても、どんな人と、どんな環境で、どんな子育てをしたいのか? 自分の仕事はどうするのか? など細かいところまで想像してみると、結婚相手に求めるものもクリアになってきます。
結婚で一発逆転を求めないこと
やりたいことを深く掘り下げて考えていくと、そもそも本当に結婚したかったのかすら曖昧になってくるかもしれません。筆者が恋愛カウンセリング等を聞いていて感じるのは、「将来に対する不安を結婚ですり替えようとしている」人が多いなということ。
結婚すれば経済的に安定して全てうまくいく。今の生活を変えたい。なんとなく不安だから結婚しておきたい……。こんな本心が隠されていることが多いのです。
この場合、本当の解決方法は結婚ではなくて自分で稼げる安定した仕事に就くことだったり、諦めていた夢に再度チャレンジしてみようと動き出すことで見つかったりすることがあります。「あれ、私別に結婚しなくても良かったのかも?」という心境になることも多いのです。
本当に結婚したいのか? を考える時間こそが大事
結婚したら全てうまくいくものでもありませんし、結婚に関して「これが正解」というものはありません。ただ、やはり信頼できるパートナーと寄り添って人生を送っていけるというのは良いことだと思います。
ただ、それは「親のため」や「世間体のため」にするものではありません。「自分はなんで結婚したいんだろう」ということを時々立ち止まって考えるようにしたほうが、納得のいく婚活の結果になるでしょう。