私たちが「結婚はまだ当分先でいいや」と思ってしまう理由
独身と既婚者に分かれるアラサー世代。結婚に焦りがある人もいれば、むしろ現実を考えるほどに、年々結婚願望が薄れてきている人もいるのでは?
そこで今回は「『まだ結婚は当分先でいいや』と思ってしまう理由」について、独身女性にリサーチしてみました。
1. 充実した生活を送れているから
・ 「やっと仕事も安定してきて、いまが人生で一番楽しいです。なので結婚は当分考えられないですね」(20代/デザイン関係)
▽ 学生生活や就職活動で苦労し、いまやっと自分のやりたいことができている人もいるはず。そうするといくら結婚適齢期と言われようと、そのような気持ちにはなれないようです。結婚願望がないのに無理に相手を探しても、結局はうまくいきません。自分で手に入れた幸せだからこそ、しっかり掴んでいたいものですね。
2. 縛られたくないから
・ 「夕飯は一緒に食べるとか、結婚したらある程度旦那さんに合わせた生活をしなきゃですよね。そういうのが面倒に感じてしまいます」(30代/損保)
▽ どんなに束縛しない旦那さんだったとしても、やっぱり独身時代のようにはいかないもの。自分の都合で出掛けたり、好きな時間に食べたいものを食べる……なんてことは難しいかもしれません。そう考えるとひとりって気楽で良いのかもしれませんね。
3. 結婚・出産をした友達が大変そうだから
・ 「友達の出産エピソードが壮絶すぎて、自分には絶対に無理って思っちゃいました」(30代/販売)
・ 「『子育てだけでも大変なのに、気難しい旦那さんのご機嫌も取らなきゃいけない』と友人が嘆いていました。お金には困っていないみたいだけれど、精神的には大変そう」(20代/一般事務)
▽ 結婚・出産した友人が増えてくるこの年代。最初は「幸せそうでいいな~」と思っていたものの、その後の苦労話を聞き、結婚に夢を持てなくなってしまうことも。「私にはそんな根性ないかも……」と感じると同時に、「結婚はまだ当分先でいいや」と思ってしまうのでしょう。
4. 不倫を目の当たりにしてしまったから
・ 「旦那に不倫をされて、結局2年で離婚してしまった知り合いがいます」(20代/コールセンター)
・ 「結婚したはいいものの、その後もっと好きな人ができてしまった友達は、隠れて不倫をしています。その姿を見ていると『何で結婚したんだろう……』と思っちゃいますね」(30代/医療系)
▽ ここまで世間で不倫が騒がれていると、他人事じゃないなと感じますよね。不倫や浮気をしている友達が周りにいると、もしかしたら自分や彼もそうなってしまうのかも……と不安になることもあります。未来は誰にも見えないものですが、だからこそ結婚にはより慎重になるべきだなと思いますよね。
「結婚は当分先でいいや」と思っているときに焦ってしまうと、後悔する日が来てしまうかもしれません。その思いが自分だけならまだしも、仮に生まれた子どもにまで伝わってしまうと、わが子を傷つけることになるでしょう。周りに流されず、自分のベストなタイミングで結婚を決めたいものですね。