正直、微妙…彼氏の節約術で許せないこと3つ
メディアでは景気が上向いてきたと騒がれていますが、筆者の懐はなかなか温まってくれません。皆さまは、どうでしょうか? ホクホクだという人も、お財布が今にも風邪を引きそうだという人にも、共通して言えることがあります。それは、まだまだ不安定な世の中だからこそ“節約が大事”だということです。
たくさんのコラムで“ブランド品で身を固めた女性との結婚は二の足を踏む”とか“倹約家な女性は魅力的”などという男性心理が紹介されていますが、それは女性も同じこと。ただ節約の方向性については、言及したいところではありますが……。
デート中、ビックリした彼氏の節約術は?
奢ってはもらったけど……?
「付き合って1年の記念日、『大切な記念日だし、今日の食事は俺が奢るよ! 楽しみにしてて』と言ってもらって、私のテンションはぐんぐん上がっていました。サプライズでプレゼントを用意していたこともあり、彼も同じ気持ちでいてくれたことがうれしかったんです。でも、連れていかれたのはいつものファミレス。ファミレスが悪いとは言いませんが、記念日くらいはファミレスから脱したかったです」(事務/27歳/女性)
▽ たしかに、どこでご飯を食べるなどという具体的な話はしなかったそうなので、完全な思い込みと言えばそうなのですが……。やはり記念日というのが、残念感が漂うことになった理由のひとつではないでしょうか。うれしいのに、素直に受け入れられない……なんともモヤモヤしてしまう事案です。
クーポンを取得してから出直そう!
「私、お得なことが大好きなので、デートでクーポンを使用されても全然気にならないんですよ。むしろ、私が持ってたら遠慮なく出しちゃうし。でも、クーポンが期限切れで使えないから帰ろうと言われたときにはさすがにビックリしました」(フリーランス/30歳/女性)
▽ なんでも、席についてクーポンを確認したところ、期限切れであることに気づいたそうなんです。店員さんに理由を説明して店を後にしたそうですが……。そこまでクーポンの使用を死守したいというのは、ちょっと驚きですよね。
だって、交通費って高いから!
「元カレが鉄道会社に勤めている人で、その路線はタダで乗り放題なんだそうです。だから、他社の電車に乗るのはもったいないそうで……。でも、自分だけなら良いけど私まで巻き添えにして遠回りさせられるのは勘弁してもらいたかったです」(ネイリスト/29歳/女性)
▽ 交通費って意外と高いです。それがわかっているから、お金がかからない路線で移動するわけですよね? でもそれなら、遠回りをさせられるこちらの立場だって容易に慮ることができるはず。相手に迷惑をかけてまでする節約というのは、果たして“節約”と言えるのでしょうか?
限りある財産であるお金を大切にするというのはとても良いことですが、やり過ぎを感じるほどだと「なんだか、この人微妙かも?」と思ってしまいますよね。とはいえ、大して貯金もないのに後先を考えないで散財する浪費家よりも、ずっと良いのかもしれませんが――。