20代既婚男性に聞く! 結婚して変わったこと
結婚する人、しない人、子どもをもつ人、もたない人……。さまざまな選択肢を自由に選べる現代では、昔ほど結婚することの意味が薄れてきました。結婚をするのもしないのも個人の自由。わざわざ結婚をしなくても……と考える人がいるなかで、「結婚をする」という選択をしたのです。
結婚をすることで、いったいどんなことが変わったと感じるのでしょうか? 20代の既婚男性に「結婚して変わったこと」を聞いてみました。
結婚して変わったこと
堂々と周りの人に紹介できるようになった
「会社の人に『俺の彼女は~』って紹介するのはなんか恥ずかしかったけど、結婚したら堂々と『うちの妻は』って言えるようになった。彼女より妻のほうが自然に言えるし、気恥ずかしさもなくなると思う」(20代/IT)
▽ 会社などきちんとしなければいけない場だと「彼女が」と紹介するのはどこか抵抗があるもの。周りへの気恥ずかしさもあり、なかなか彼女の話をしにくいという男性もいます。
一方、結婚をして「妻」になれば、家族のことを話すのと同じような感覚で周囲に奥さんの話をすることができるようです。堂々と周りの人に「妻です」と紹介できるのは結婚ならではの良さなのかもしれません。
お金の使い方が変わった
「独身の頃は自分の飲み代とかほしいものを買っていたけど、結婚してからは奥さんと一緒に楽しめるものがほしいと思うようになった。旅行とか家とか、前より有意義な使い方ができている気がする」(30代/不動産)
▽ 独身の頃は、自分のお金を好きなように使えるため、貯金がメインだったり遊びがメインだったりすることも多いでしょう。しかし結婚をしてからは、夫婦や家族単位としてお金を考えることが増えるので、旅行をしたり家を買ったり、子どもの養育費にあてたりとお金の使い方のバリエーションが一気に増えます。
自分だけのためにお金を使うことが減る一方で、家族のためにお金を使うことが増えるので、有意義な使い方をしていると感じるようになる人も。長い目でみた買いものが増えるのも結婚して変わることのひとつのようです。
行きたくない誘いを断りやすくなった
「参加したくない飲み会の誘いが断りやすくなった。『今日は奥さんと過ごすので』って言えばだいたいの人は理解してくれるし、休日に飲みに行かなくてもすむ」(30代/金融)
▽ 結婚をしていないと、色んなイベントに誘われがちです。時間とお金があれば、気乗りしないイベントでも断りにくくて足を運んでしまうことも。結果、時間もお金も無駄にしてしまうということがある人もいるようです。その点、結婚をしていれば「今日は家族で過ごすので」「もう家族で出かける予定ができているので」などと家族を理由にして断りやすくなります。
世の中的にも「家族なら仕方ないよね」という空気があるので、誘いを断るのに抵抗がなくなるようです。
安心感が得られた
「彼氏、彼女の関係の頃は最悪の場合別れれば良かったけど、結婚してからはそう簡単には別れないだろうっていう安心感ができた」(20代/公務員)
▽ いつでも簡単に別れることができる恋人同士と違い、正式な手続きをふんでいる結婚は簡単に別れるわけにはいきません。恋人同士の頃は、いつ別れるかもわからないという緊張感やドキドキがありますが、結婚をすると「誓い合った仲」ということで、安心感がうまれます。
簡単には別れないだろうという安心感や信頼感が、相手との絆をいっそう深いものにすることもあるそうです。