結婚式の準備は大変! プレ花嫁のグチは自慢でも嫌味でもない!?
「結婚式の準備って、本当に大変なんだよ! だから最近、毎日のようにケンカしちゃってる!」というプレ花嫁のグチは定番中の定番。そして、それを聞くたびに「そうなんだ、大変なんだね~(また言ってるよ。ウエディングハイ? それとも自慢? どちらにせよちょっとウザいかも)」なんて思ってしまうこともあるあるだと思います。
しかし今回、筆者はウエディングプランナーさんから“どうやら結婚式の準備というのは本気で大変なのだ”という情報を仕入れたのです。なんと! 彼女たちはウエディングハイの状態に陥っていたのではなかったということなのです!
(1) “打ち合わせ”だけでも相当大変!
結婚式場にもよりますが、結婚式を開催するにあたり事前にウエディングプランナーさんやその他専門スタッフさんとの打ち合わせだけでも最低3回~5回程度足を運ばなければなりません。ちなみに、1回の打ち合わせにかかる時間は平均すると5時間ほどなのだそうです。これ以外にドレスやタキシードも数着ずつ決めなければなりませんし、ヘアメイクの相談もしておかなければなりません。そうすると、結婚式前に最低でも10回くらいは式場に出向かなければならないのです。
その他の平日にも、各種ペーパーアイテム類や予算、引き出物関係の細かな打ち合わせをウエディングプランナーさんとのメールや電話で行わなければなりません。累計時間を考えてみると……恐ろしいことになりそうだということは一目瞭然。
(2) “DIYアイテムづくり”で大変さが急増!
受付に置くウェルカムベアにドレスとタキシードを着せるというのは、今では花嫁さんがつくる結婚式DIYアイテムの定番といえるでしょう。ただ、これはお裁縫が得意だという人でないとかなり苦戦を強いられるものでもあります。
知り合いのウエディングプランナーさんによれば、ギリギリまで頑張ったもののけっきょく仕上げることができなかった花嫁さんもいたくらい手のかかるものなのだそうです。それはぬいぐるみのドレスづくりだけではなく、他のDIYアイテムでも同じことが言えるでしょう。
ウエディングプランナーさんから見ても、最近は全て式場まかせの式にするよりも、自分たちらしさを出したいからとDIYアイテムをたくさん取り入れるカップルが急増している印象があるそう。コスト削減を考えると、少しでもDIYを取り入れたほうが良いので、そういうことも影響しているかもしれませんね。
(3) “ゲストに関すること”でも意外に時間がかかる!
招待状作成は業者にお任せしたとしても、それを封筒に入れる作業、切手を貼る作業などは自分たちで行わなければなりません。宛名だけは手書きにする人も多いようで、その場合はもっと手間が増えますね。
また、席札の裏などにゲストひとりひとりに向けたメッセージを書くのが主流になってきているため、それに当てる時間も確保しなければなりません。さらに最近ではおもてなしの傾向が強まっているため、引き出物を仕事関係、友だち、親族のそれぞれで分けるカップルも少なくないのだとか。
なるほど、引き出物を決めるだけでも大変な労力が必要となりそうです。
これはグチのひとつもこぼしたくなる気持ちもわかりますね。笑顔いっぱいの華やかな結婚式を開くまでに、こんなに大変な時期を過ごしているなんて……! これからは、プレ花嫁さんのグチにも優しく対応できそうな気がします。