本当にいいの? “20代で結婚”願望に潜む、意外な落とし穴5つ

2017.10.03

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日本経済のバブル真っ盛りの頃は、女子もどんどん社会で働いて、稼いで……というスタイルがもてはやされていましたが、昨今は「はやく結婚したい」「20代のうちに結婚したい」と願う女子が増えているそうです。“若くてかわいいお嫁さん”に対する憧れが強いのかもしれませんが、本当にそれでいいのでしょうか?
「20代のうちに結婚したい」という強い願望に潜む、意外な落とし穴にもしっかり目を向けておきましょう。


1. “20代で”というタイムラインを重視するあまり、相手との相性を見極められない

若くして結婚できたからラッキー! とは限らないのが現実です。“20代で結婚”というタイムラインを最優先するあまり、きちんと相手との相性を見極められていなくて結局別れてしまうパターンがよくあります。海外の恋愛エキスパートも早婚カップルほど離婚率も高いことを指摘。結婚を考えるとき一番大事なのはやはり自分の年齢ではなく“相手”です。

2. “20代で結婚し、専業主婦”って、経済的にそれで本当に大丈夫?

このご時世、共働きでも暮らしていくのが大変なのに、早く結婚して専業主婦におさまりたいというのはちょっと見通しが甘すぎやしませんか? 結婚するしないに限らず、自分の経済基盤はしっかり築いておくことが将来的に見ても自分を守ることにつながります。貯金、キャリアの見通し、お金のこともシビアに考えておきましょう。

3. 子どもを作るのに急いでしまっていない?

20代で結婚したいという女子の多くがなるべく早く子どもを産みたいと思っていることでしょう。でも自分の“出産リミット”を心配しすぎるあまり、結婚を焦るのもどうでしょうか。今や30代後半での出産もけっして珍しいことではないし、経験を重ねただけ精神的・経済的に余裕をもって子育てに望めるという声もあります。子どもは自分が産み時だと思った時こそベストタイミング。世間の声や常識に振り回されたり、急かされる必要はありませんよ!

4. “自分が本気で求めている何か”が20代でまだ分からないかもしれない

早婚でも結婚生活が破綻しやすいのは、人生に対する期待や思惑がミスマッチを起こしているからとも考えられます。「こんなふうに生きていきたい」という願望や将来像は20代前半ぐらいではまだ漠然としていることもあります。結婚生活を始めてから、それぞれ違う方向性を求めていると気づいたらどうしても関係にヒビが入ってしまいます。キャリア・子ども・ライフプランなどビジョンをはっきりさせてから結婚したほうが安定した結婚生活を送れることでしょう。

5. “運命の人”と出会うチャンスが20代で巡ってくるとは限らない

人の出会いは千差万別で、自分にピッタリの相手と20代のうちに必ず出会えるとは限りません。周りを見渡しても、30代に入ってからすごく気の合う人が見つかってスムーズに結婚した、なんて話を聞きませんか? だから最初から出会いの可能性を20代のあいだだけと限定しないことです。焦っている時ほど異性との出会いはうまくいかないもの。それよりも結婚してどんな自分になりたいのか、将来像をクリアにしておくことが大切でしょう。

2017.10.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。