あの時は若かった…ちょっと懐かしい昔の恋の話
思春期のころ、誰かを好きになったり淡い思いを抱いたりしたことはありませんでしたか? ちょっとしたことにときめいたり、落ち込んだり、そんな誰かの一挙一動に振り回されることって、大人になってしまった今ではあまりありませんよね。そんなちょっと懐かしい昔の恋のエピソードを集めてみました。
1. 好きだけど避けちゃう
すごく好きで、意識しすぎてしまうあまり挙動不審になってしまった経験は、誰にでもあると思います。好きな男の子とせっかく話せても視線を合わせられずどもりまくり、そのうち彼が同じ教室に入ってきただけで逃げてしまう、なんてこと、ありませんでしたか? 気持ちがバレるのを恐れるあまり避けまくった結果、変な人認定を食らった苦い思い出は、案外たくさんの人にあるのかもしれません。
2. メールのやりとりで一喜一憂
連絡先を聞くだけでも精一杯な時代でしたが、そのやりとりひとつひとつに悶えたり落ち込んだりしましたよね。疑問形で返事が来たら脈ありなんじゃないかと部屋で1人で悶えてみたり、自分の送った内容はまずかったのでは……と頭を抱えてみたり。絵文字の使い方ひとつにも悩んでいた初々しい時代は、皆さん通ったのではないでしょうか。
3. 教科書を借りる
席が近かったりした場合、わざと教科書を忘れたフリをして見せてもらう……なんてテクニックが筆者の周囲では横行していました。席をくっつけて見せてもらった日なんかは、天にも舞い上がる気持ちになりましたよね。他にもノートやペンを借りてみたり、勉強を恋心に利用する……なんてこともしばしば。先生からすればふざけるな! と怒りたくなる行為かもしれませんが、その時のわたしたちにとっては精一杯の手段だったのです。
4. 年上への憧れ
同い年の男の子が少し子どもっぽく見えて、ちょっと大人の男性に憧れたりはしませんでしたか? スーツがかっこよく見えたり、教育実習できている先生を好きになってみたり。しかし大人になれば、スーツを着たり年を重ねただけで「大人」だとは限らないという現実を目の当たりにし、このころの幻想ががらがらと崩れていくこととなります。
当時は誰かを好きになっても、どうしていいかわからず戸惑うばかりで、何もできないまま終わってしまった……なんてこと、多かったですよね。大人になった今はそれなりに経験も積んで、相手との距離も分かるようになってきて、こんなもどかしい思いをする必要はなくなりましたが、時々こんな懐かしく初々しい気持ちを思い出して戻りたくなったりするかもしれません。