大人にならなきゃ! 女性たちがお子様な恋愛から目覚めた瞬間3つ
女性の恋愛には分岐点があります。それは学生時代からの価値観で異性と接してきた少女期から大人の女性へと脱皮するとき。どんなきっかけで“そのとき”が訪れるかは本当に人それぞれで……。
失恋のショックから立ち直ったとき
お子様な恋愛を卒業するきっかけとして最も多いことが予想されるのは、失恋です。大人になってから振り返ると「どうしてあんな男を追いかけていたのだろう?」「恋愛が人生の全てじゃないのに」と冷静になれるのですが……。
こんなとき失恋した直後こそどん底のような気持ちになりますが、別れることにいたった以上はその人とご縁がなかったということ。過去にいつまでもしがみつくのは大人の女性として美しい生き方とは言えません。
筆者の友人で現在は幸せな花嫁となった女性も、かつては5年間も付き合った彼に突然フラれるというつらい経験をしました。しかし彼女は「彼との性格の不一致を見て見ぬふりし続けて、だらだら付き合っていた自分が悪い!」とすっぱり立ち直ることで、現在のハイスペックかつ優しい旦那さまと結ばれたのです。失恋の痛手も、気持ちしだいで新しい恋への糧になり得るのですね。
仕事で認められたとき
今や女性だって、努力次第でどんどんキャリアップができる時代です。恋愛だけで女の幸せをはかるなんて時代遅れというもの。逆に仕事に夢中になることで、同じくらい仕事を愛し一生懸命に働く男性と良縁ができる可能性もあります。
外資系の会社に勤務し管理職にまで登りつめたある30代の女性は、どうどうと「仕事が恋人、恋愛は遊び」と言い切ります。しかし彼女、彼氏を切らしたことがないのだそうです。それどころか任されていた仕事に区切りがつくたびに、彼女の能力と魅力にひかれた男性たちからデートのお誘いが絶えないのだとか。
彼女いわく「大学を卒業したばかりの私は、恋愛が楽しくて仕事は二の次でした。しかし社会人2年目に大きな案件を一人でまかされたことがあって、それをやり切ったときの達成感から急に仕事にのめり込んでいきました。その後しばらく恋愛はしなくていいやと思っていたのに、仕事をすればするほど素敵な男性と出会えるようになって……。これまでの自分がどれほどもったいない恋愛をしていたかを思い知った感じです」とのこと。恋愛よりも大切なものを見つけたときが大人の恋愛に目覚めた瞬間、と言えるのかも知れませんね。
友人の恋について知ったとき
女子というのはガールズトークが大好きな生き物ですから、自然と他の女性の恋愛事情を耳にします。そのとき「私の恋愛と、あの子のしている恋愛はどこかが違う?」という違和感から、自分がお子様な世界で恋愛をしていることに気が付けることもあります。
仲よしグループの中には、一人くらい年の割に早熟な女性がいるのではないでしょうか? あなたがもし、今より大人な恋愛をしたいと思っていてかつ彼氏がいないのなら、まずはその女性に「どこで出会っているのか」「どんなデートをしているのか」などきき出してみるのもいいでしょう。
信頼関係がある女性同士であれば、きかれた女性も友人の新たな恋のために親切な回答をくれるはずです。本来恋愛は他人と比べるものではないのかも知れませんが、お子様な恋愛から脱却し大人の恋愛に向けて1歩踏み出したいときには、「自分に足りないものはなにか?」をはっきりさせなければ前に進めません。「今のままでは素敵な女性になれない」と思うなら自分の考えに凝りかたまらずに、柔軟にアドバイスを求めていきましょう。