夫婦で寝るのがツライ! 一人寝したいときに旦那と気まずくならない方法
夫婦になったら、いつも一緒に寝なければならない? ノン! 必ずしもそんなことはありません。人ですもの。一人で寝たい夜だってありますよね。新生活からのストレスだったり、倦怠期だったり、理由はさまざまでしょうが、寝るときに一人になりたいと思うのはわがままではないですよ。けれども、そのことで、相手に不快な思いはさせたくないですよね……。今日は、そんなときの対策と言い訳……のご提案です。
一人で寝たいのはどうしてかを考える
まず、夫婦であれば必ずしも一緒に寝なければならない、というのは、ナンセンスな考え方です。人にはさまざまな事情があります。相手の方が、いびきがうるさかったり、歯ぎしりがひどかったり、寝相がアクロバティックだったりして、安眠できないということもあるでしょう。
逆に、ご自身のいびきや寝相がひどく、それがバレるのがいやだということもあるでしょう。ストレスがひどい毎日が続くと、一人で寝たいときもありますよね。一緒に寝たくない、と思ったときに「どうやって別に寝ようか」を考えるより先に、まずは、「なぜ、一人で寝たいのか」という理由を考えていただきたいのです。
一人になる理由を作る
さて、一人で寝たいと思われた理由ははっきりしたでしょうか? では、さっそく言い訳を考えましょう。一人でないとできないことを考えます。
相手を不快にさせたくないなら、「一人でしなければならないことがある」と告げ、「あなたが深く寝てしまう時間までかかってしまうの。自分が寝るときに、あなたの眠りをさまたげたくない。だから、今日は別に寝たいの」と伝えるが一番角がたたないでしょう。さて、夜中までかかる用事とはなにがあるのか、はてさて!?
・ 持ち帰りの仕事がある
・ 友だちから相談をもちかけられているので、別室で電話する
・ 動画チャットをしたい
・ 海外の友だちから連絡が入る
・ 書籍や漫画、DVDでどうしても今夜見たいものがある
などなど。こんな感じでしょうか。
理由についてもう少し深く考えましょう
話は戻りまして、最初に一人で寝たい理由について考えていただきました。その理由は、大きく二つにわかれます。一時的なものか、そうでないのか。さて、どちらでしたか?
一時的なものであれば、さきほどの言い訳でやりすごすことも手ですが、問題は後者の場合です。いつまでも言い訳をし続けていると、相手だって勘付きますし、不安になってくるでしょう。長期戦になりそうな場合は話し合いが必要になります。具体的に相手に要望を伝えないといけないことも出てくるでしょう。
たとえば、相手のいびきがひどくて自分が寝られない場合、相手は意識のないところで起こっていることですから、こちらが声を上げない限り解決などできないのです。
二人で乗り越えるためには、抱え込まないことが大事です
勇気のいることかもしれませんが、「今、自分がどういう状況で、どうしたいのか」ということを相手に伝えることは非常に重要です。相手だって超能力者ではありませんから、人が考えていることがわかるなんてことはありません。本人に聞かないかぎりは想像の産物であり、それはたいていの場合、的外れなものです。
事情を話し合って、別に寝ることになることもあるでしょう。そのときには、落ち込まないでいただきたいのです。最初に言いましたが、一緒に寝なければならないという考え方そのものがナンセンスなのです。カタにはまったことをしなければ愛情を表現できないほど、人は不器用ではありません。
必ずしも一緒に寝なければならない、という概念を捨てましょう。相手の方はもちろん、ご自身のなかにもある、そうしなければならない、という義務感を捨てることです。そうすることで、心はいくらか軽くなるでしょう。夫婦の形は星の数ほどあります。夫婦ふたりがここちよく毎日を過ごすためにどんな生活スタイルが理想か? ということを、よく話し合ってみられることをオススメいたします。