百害あって一利なし! 彼とのケンカを未然に防ぐ魔法のひと言
恋人といっしょにいるとき、オールウェイズ仲良しこよしというわけにはいかないのが世の世知辛いところ。恋の神さまは二人に幾度となく試練を与えるものです。ケンカを未然に防ぐためのイライラ必殺技はないものか……! 先手必勝の魔法の一言、お届けします!
「今日は疲れてるのよ。おたがいに頭を冷やしましょう」
事実、疲れていたり、お腹が空いていたり、睡眠不足だったりと体の状態が万全でないなら、神経がピリピリ張り詰めてもしかたないことです。機嫌が悪いときというのは誰にだってあります。神さま仏さまではないのですから、感情に波があって当たり前なのです。
お互いに心と体のバランスが整うまで時間をあけると、すんなり話がまとまったり、暴言を吐いたことに素直に謝ることができるようになりますよ。修羅場に焦りが加わると地獄へ一直線なのです。
「時間置かない? すぐに答えを出すべきじゃないかも」
話題によってはすぐに答えがでないものもあるでしょう。回答がでないでやきもきすると、さらにイラ立ちが高まってしまうこともありますよね。
時間を置くということは、後回しにすることではありません。売り言葉に買い言葉で、どんどんと言い争いをするよりも、いったん時間をおいてお互いの考えをまとめることは懸命な判断といえます。
相手から、「今すぐ答えて!」と急かされることもあるでしょうが、人命に関わるようなことでない限り、「待て」発動で問題はありません。急いては事を仕損じる、というやつです。
「それとこれは、別のお話じゃないかしら? 私、混乱してきたかも」
感情的になりすぎると、そもそもの話していた本題からそれてしまうことだってあるでしょう。冷静に「この話とその話は違う」と言ってのけてしまうと相手は上からモノを言われたと感じでさらにへそを曲げる可能性もあります。
ここは、「自分がわからなくなっているので少し待ってね」と提案しましょう。頭を冷やせば相手も本題を思い出すでしょう。
「私は傷つきたくないしケンカはしたくないの。あなたが大事だから」
一番大事なのは、あなた自身が感情に振りまわされて大好きな人を傷つけてしまうことを回避することです。この考えからブレてはいけませんし、相手も、感情的になっていますから多少なりとも「こいつ、俺のことを傷つけようとしてる! 嫌だ!」とマイナスの感情に囚われています。そこのところをほぐしてあげましょう。
「◯◯については、私が悪かったわ。ごめんなさい」
謝るが勝ちです。なんといっても、謝ったほうが勝ちなのです。これは忘れないでいただきたいです。
同じ土俵に立ってしまうと「なんとか相手に悪かったと思わせてやろう」とやっきになってしまいます。が、それは大きな目で見るととても小さいこだわりだったりするもの。そんな意地の張り合いをしていても時間の無駄ということを気づかねばなりません。謝ることができるのも、賢い女性の証拠ですよ。
やってはいけないのは、「ごめんなさい、けれど、あなたが……」という風に逆説を続けること。これは、謝る気持ちはないといっているのと同義です。相手の怒りを逆なでするだけなので、言わないほうがいいようですよ。
いかがでしたでしょうか?
ケンカのきっかけなんてものは、そこらじゅうに落ちています。それをわざわざ手にとって相手に投げつけるか、それともうまく避けてラブラブな毎日を過ごすかはあなたの出方次第なのです。あなたにとって誰が一番大事で、そのためにはなにが必要か、そのことを忘れずに過ごしていただければ、ケンカの種はすたこらさっさと退散してくれるでしょう。