マンネリだけじゃない? セックスレスの本当の原因は◯◯だった!
夫婦の3組に1組はセックスレスといわれるこの時代。セックスレスは単なるマンネリの象徴としてとらえられることもありますが、実はその他にも多くの原因があるといわれています。
今回は、セックスレスの本当の原因として考えられることについてまとめてみました。
原因1: ホルモンバランスの崩れ
ホルモンのバランスが崩れやすい産後は、夫婦がセックスレスにおちいってしまいやすい時期。子どもが誕生した喜びに浸かる間もなく、出産後女性の体にはさまざまな変化が訪れます。女性ホルモンの減少もそのひとつ。
産後のセックスレスは、女性ホルモンが減少し性欲が減退してしまうため。また女性には母性愛が生まれ、今までにパートナーに注いでいた愛情が子どもに向けられてしまい、パートナーへの愛情や興味を失ってしまうこともセックスレスの原因として考えられます。
ただし、女性ホルモンの減少は産後一時的なものなのでとくに心配する必要はありません。ただ、一度セックスレスに陥るともとの関係に修復するのは想像以上に困難。大切なのは、セックスレスの時期もオープンなコミュニケーションをはかり、お互いに理解し合うことです。
原因2: 限界を超えた我慢
表面上では仲良しをよそおっていても、パートナーとセックスをするのが苦痛だったり、キスもしたくないほどパートナーに対して嫌悪感を感じてしまうのであれば、心の奥深くに問題が潜んでいる可能性が。
この場合考えられる原因のひとつとして、限界を超えた我慢から生じる憎しみや嫌悪感。円満な夫婦生活に我慢はつきものですが、過剰な我慢は心の奥底に怒りや悲しみを生んでしまいます。さらに我慢を続けるとセックスを拒むほどパートナーへの愛情が冷めてしまい、とり返しがつかないほど二人の間に溝が深まってしまうことも。
自分が我慢すればうまくいく、そんな思い込みは今すぐ捨てることが大切です。
原因3: 日々のストレスや疲労
ストレスや疲労は、セックスレスの大きな原因となります。仕事のプレッシャーや働く環境や育児などによる精神的ストレスは、性欲を減退させてしまう要因のひとつ。夫婦間でコミュニケーションを上手にはかり、精神的ストレスを軽減するように努めることがセックスレス解消には不可欠です。
原因4: もともとセックスが嫌いだった
「交際しているときは仕方なくしていたけれど、結婚したのでもうセックスはしたくない……」パートナーに突然こう言われたら、今さら何をと思うかもしれません。しかしその場合、性嫌悪障害という精神障害である可能性が考えられます。
性嫌悪障害の場合、セックスセラピーによって治癒するとの報告も多数あるので、まずはセラピーに行くことが解決への近道かもしれません。