“なんで浮気を繰り返すの?”浮気常習者たちの深層心理にあるものとは?

2016.05.18

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

信じて付き合っていたのに浮気されてしまう……というのはとてもつらいこと。でもなかには何度も繰り返し浮気してしまう人だっています。パートナーを傷つけるとわかっていながら、どうして浮気をやめられないのでしょう? 浮気をすることで自分が“モテる”ことを証明したいのでしょうか?
浮気をする動機はそれぞれいろいろあるのでしょう。浮気をすることで、パートナーより自分のほうが魅力的なんだと精神的に優位な気分なるのかもしれません。でも大事なパートナーを傷つけてまで浮気するというのは、いったいどんな心理が働いているのでしょう? じっくり検証してみたいと思います。


“今よりもっといい誰かがきっといる!”と、恋愛の青い鳥症候群に

ちゃんとした恋人や配偶者がいるにもかかわらず、浮気を繰り返してしまう……という人は、“今のパートナーよりももっと自分にふさわしい相手がきっとどこかにいるに違いない”という気持ちがどこかに強く残っています。
ですからパートナーの気持ちなどかえりみず、常に“新しい誰か”を探そうとアンテナがフル回転しているのです。でも誰と浮気しても興奮期間が過ぎれば、すぐに次の相手に向かおうとします。次にはもっと素晴らしい人があらわれると、根拠もないのに確信できるのが浮気常習者たちのある意味スゴイところ。
“もっといい人が必ず存在する”と次から次へと恋人を変えていって、満足することがありません。それはいわば恋愛の“青い鳥症候群”と言えるでしょう。

“自分にとって最も大事なものは何か”優先順位をつけるのが苦手

普通の人は“ちゃんと付き合っているからには浮気なんて、パートナーを傷つけるようなマネはできない”という良心が浮気心をおさえてくれることでしょう。でも浮気を繰り返してしまう人は、浮気による一時的な快楽や興奮に目がつられ、本当に大事なパートナーとの信頼関係や絆をあと回しに考えてしまっています。つまり恋愛面における優先順位をしっかりと決められないのです。
絶対他人に知られてはならない浮気相手との密会や情事、それはたしかに蜜の味かもしれません。でもパートナーを裏切っている代償はいつか必ず払うときがきます。自分にとってもっとも大事なものは何か、落ち着いて考えるだけの冷静さをすぐに失ってしまいやすいのです。

パートナーに対する不満や文句は自分の欠点や短所を棚上げしているだけ

浮気常習者は浮気を責められると、“そりゃあ、浮気が悪いことだってことくらいわかっている。でもパートナーが○○だから、浮気だってしてしまう”といった言い訳をします。
自分の浮気の原因は、パートナーのせいだと言わんばかりに開き直るのです。でもそんな屁理屈にだまされてはいけません! 今の関係に不満があるならそれを二人で一緒に考えて解決していくべきなのに、すべてを相手のせいにして“だから自分には浮気する権利がある”というのは自分勝手な開き直り以外の何物でもないでしょう。
誰にだって欠点や短所のひとつやふたつは当然あるはず。パートナーならそんな部分も受け入れ認め合うべきなのに相手ばかり責めるのは、自分の欠点については棚上げしているだけにすぎません。

まとめ

浮気が止められないという人は、“恋愛の相手を変えたところで、今よりもっと幸せになれるとは限らない”ということに早く気づくべきでしょう。今よりもいい相手、いい関係を求めて浮気を繰り返しても、どんなにいい相手と巡り会っても、自分で自分のことをハッピーにできないうちはきっと不毛な恋愛を繰り返すばかりです。
自分の幸せを他人や浮気相手に求めるのではなく、まずは自分のなかに求めてみましょう。自分自身に対して揺るぎない自信や満足感があれば、自分が選んだ恋人やパートナーを傷つけるような行為をあえてしようとはけっして思わないはずです。

▽ 参考記事: 21 things cheaters need to understand about happiness

2016.05.18

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。