悪いことばかりじゃない! 失恋だけが教えてくれる最高の人生レッスン
失恋、それはたしかに死ぬほど悲しいことだし、もはやこれ以上の恋愛に出会うことはないと落ち込んだりもします。でも決してネガティブにばかり考えないで! 失恋した者だけが知る、貴重なレッスン(教訓)を学べるチャンスでもあるのです。
今回はそんな人生レッスンを考えてみました。
【レッスン1】自分はこんなにも人を愛せる、愛する力がある
失恋して一番強く感じることはきっと、「自分はこんなにも誰かのことを好きになれる」ということでしょう。相手が同じように愛し返してくれなくても、振り向いてくれなくても、思い続けられる、好きという気持ちをとめられない――というのはすばらしいことだと思いませんか? それだけ人を愛する力があれば、きっといつか相思相愛になれる相手と巡り会って幸せになれる、そう強く信じて、失恋の痛みをなんとかやりすごしましょう。
今は悲しいときかもしれませんが、それは次の恋愛にすすむために力を蓄える“チャージ”期間と考えればいいのです!!
【レッスン2】他人から愛されるというのは、どれほど幸せで恵まれたことか、理解する
失恋などしたことがなく、いつも誰かから思いをよせられているという人はまず少数派でしょう。世の中の圧倒的多数の人はいくつかの恋愛のなかで失恋も経験しながら大人になっていきます。そして失恋という「愛しているのに受け入れてもらえない」苦い体験をした人は、誰かが自分を好きになってくれる、好意を抱いてくれる、そして自分もその人を愛せる――ということがどんなに幸せな巡り合わせなのか、心の底から実感できるはずです。だって育った環境も個性もまったく異なる二人が惹かれ合い、愛し合うのですから……。
今は失恋してその幸せとはほど遠いところにいるかもしれませんが、それがどんなに大切なことか、生きる糧となることかを知っている人は、今後きっとその幸せを全力で探し求めていくことでしょう。そしてそんな人にこそ、幸運な出会いも訪れるものです。
失恋して恋愛に対して否定的になるより、愛し合えることの幸せを素直に認め、自分もいつかその幸せを手に入れたいと願ってみましょう。そんな決意が強いほど、次に幸せな恋をつかむチャンスだって増えるはずです。
【レッスン3】失恋で人生最大の危機のときこそ、持つべきものは“友”だ
人生いろいろトラブルや問題はありますが、やはり20代やアラサー世代の女子にとって失恋は大きな痛手、人生最大の危機といってもよいでしょう。そんなときもっとも心強い味方だったのは、きっと女友だちのはずです。自分のことを家族以上に理解し、ときに応援し、ときには叱ってくれる――そんな友だちがいてこそ、この危機もなんとか乗りこえられます。失恋という大きな精神的危機を救ってくれる友だち、そして自分もまた立場を変えて、失恋に嘆く友だちを助けることができることでしょう。そんなふうに支え合うことのできる友だちがいるとしたら、それってとても幸せなことだと思いませんか?
「恋愛に終わりはあっても、真の友情に終わりはない」――失恋でへこんでいるときは、遠慮なく心許せる女友だちに甘えて、心の傷をいやしましょう。
いかがですか? 失恋は確かに悲しいですが、人の心の痛みがわかるという意味では“いい女”になるためにも避けて通れない関門なのです。この経験を今後に生かして、次は幸せをつかめるよう、じょうずに気持ちを切り替えてくださいね。