女性がセックスを求めなくなるのはどうして? その理由を徹底検証します!
カップルとしていつまでも仲がいいのはステキなこと。でも現実には仲がよくても、セックスレスなカップルも多いのはどうしてでしょう? 恋のときめきはすっかり失せてしまったのでしょうか?? じつは女性が安定したカップル関係のなかで、性欲を失うにはそれだけの理由があるんです。
今回はそんな女性の不思議な心理メカニズムの背景にある理由に迫ってみたいと思います!
セクシーな存在である前に、“良き妻、良き彼女”になってしまう
“昼は聖母の如く、夜は娼婦のように……”なんて男性の勝手な願望を反映した表現もありますが、現実にはひとりの女性にまったく正反対なキャラを求めるのは無理がありますよね。実際には結婚や交際で安定した関係になると、つねにセクシーな存在ではいられなくなります。
妻・彼女として、彼の世話を焼いたり家族のような親近感を抱いたりする生活のなかで、エロティックな関係を楽しむことはついつい後まわしになりがち。そうなると、そもそも“したい”という気持ちもどんどん低下していくのです。
パートナーの“愛”が感じられなければ、する気にもなれない
付き合いが長くなっていくなかでラブライフがマンネリ化するのは避けられないことです。しかし世の男性たちに覚えていてほしいのは、“愛”が感じられなけれれば、女性はやはりその気にはなれないということ。愛している男性から、狂おしいほど求められ、愛されているという実感があればこそ気持ちも燃えあがるのですが、キスも前戯もないまま性急にセックスだけ求められても、置いてきぼりをくらったような気分になるのです。
「妻が、彼女が、セックスに応じてくれなくなった」と嘆く男性は、彼女が求めている愛のあるセックスをしているかどうか今一度よく考えてみてください。
妻・彼女としての義務感からのセックスばかりで、自分が「どうしたいか」は後まわし
定期的にセックスがあって一見問題がないようなカップルでも、内実はわかりません。“彼から求められれば、妻・彼女として応じるべき”と真面目に考えてしまう女性は、パートナーの意思ばかりを尊重し「自分がどうしたいか」ということは後まわしにしてしまいがちです。そうなるとセックスはもはや、自分が積極的にやりたいと思うものではなく、“義務”になりさがってしまいます。
“求められればするけど、本当はしたくない”、そんなうしろ向きな気持ちが芽生えると、女性側から誘ってくることは皆無といってもよいくらいでしょう。
女性のセクシャリティは男性に比べ、はるかに複雑
男性に比べると女性のセクシャリティはかなり複雑で、身体的なことだけでなく、精神的な要素も大きいと言えます。たとえば、昨日セックスを楽しんだから今夜もしたいかといえば必ずしもそうではなく、また無理強いはされたくないもののときには強引に迫って欲しい――という一見矛盾しているような願望を抱いたりしています。つまり「好きだから、愛し合いたい」と直球ストレートなものではないのです。
だからこそ、ちょっとしたことがきっかけで完全にセックスしたい気持ちが消滅することも……。女性には生理という身体的な周期もありますし、なかなか一筋縄ではいかないのです。ときには本人自身でもどうしてセックスする気になれないのか、よくわからないこともあるので、パートナーの男性は広い心で受けとめることが肝心でしょう。