子どもにとってもいいことだらけ! 「子どもができても夫婦関係を大切にすべき理由」って?

2016.01.03

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子どもがうまれたら夫婦の関係も変わるとはよくいわれること。「お父さん」と「お母さん」になって、以前のような男女のトキメキは皆無になるというのは本当でしょうか? たしかに子どもができると意識がすべて子どもにいき、夫婦関係はあとまわしになりがちです。
でも果たしてそれでいいのでしょうか?


「母親だけが育児」がまだまだ当たり前の日本

とりわけ日本では、女性は母親になったからには育児を最優先に、という無言のプレッシャーがまだまだ根強いと思われます。共働き夫婦だって働き方を見直さなければないのは、ほぼ100%妻の側にあると言ってもよいでしょう。でもそこで妻が育児に手いっぱいになって、夫は“かやの外”状態になってしまうのはかえって家族全体としても好ましくありません。
今回は見落とされがちですが、子どもが生まれたからこそ夫婦関係をもっと大切にすべき理由を、海外サイト『Family Share』から探ってみたいと思います。

育児は妻と夫の「チームワーク」である

育児は夫婦そろってとり組むべき一大プロジェクト、だからこそ夫婦としての「チームワーク」が試されます。チームワークとはやるべきことに優先順位をつけ、おたがいのキャパシティとニーズに合わせて協力的にとり組んでいくことです。
そのためにはなにより信頼とコミュニケーションが欠かせないでしょう。妻と夫、どちらかが一方的に負担したり押しつけるのではなく、おたが助け合って乗りこえていく。それによって子どもがうまれる以前よりもさらに深いきずなで結ばれていきます。
疲れていたり精神的にきついときは、迷わず相手に助けを求めることも忘れないで。ひとりですべてを抱え込むことはないのです。

夫婦仲がいいことが家庭の基盤である

たまに子どもの立場にたって考えてみましょう。仲のよい両親と険悪なムードの両親、どちらを見ていたいと思いますか? 答えはあきらかなはずです。妻だけが育児に携わってしまう結果、夫が家庭内で疎外された立場になってしまうことがありますが、これは夫婦仲にとって致命的なこと。夫婦仲がよいことこそ家庭の基盤にあるべきです。だからこそ、夫婦としてより安定した関係をきずくためにも努力が必要なのです。
夫婦の仲が強固で育児にまつわる悩みもつねに夫婦で解決するようにすれば、家庭内のムードだってずっと明るくなるはずです。それに子どもたちは親の姿を見て、結婚生活、そして家庭を持つとはどういうことか学んでいきます。子どもたちにとってよきお手本となるためにも、やはり夫婦仲は円満なほうがいいですよね。

子どもの前で、もっとラブラブ、チャイチャしてみよう!

よく海外の映画などでは、子どもたちの前でも親がラブラブでキスしているシーンなんかがありますよね。日本人の感覚からするとちょっと恥ずかしいような気もしますが、それくらいして子どもたちにもお父さんとお母さんのアツアツぶりを見せつけてあげましょう。
子どもたちは「きゃー、いやだー」と反応するでしょうが、内心まんざらでもないはず。子どもが「愛する」とはどういうことか学べるのは、やはり親からなのです。ですから、しっかり見本を親がしめしてあげましょう。それは「いつかはあなたもステキなパートナーと幸せな家庭を築いてね」というなによりのメッセージとなります。

▽ 参考記事(海外サイト):5 reasons to keep your spouse #1 and the kids

2016.01.03

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。