好きな彼にフラれても落ち込んではいけないのには、これだけの理由が!
女にとって失恋ほどつらいものはありません。「こんなに好きなのに……」という思いとともにいつまでも引きずってしまい、次の恋に進めないことだって珍しくありません。でももうそんな悲しみとはさよなら! フラれても落ち込んではいけない理由がちゃんとあるのです。
フラれることに落ち込んではいけない理由
それを教えてくれるのは、北米で活躍する心理学者のクリスティ・ハートマン女史。恋愛にまつわるエキスパートとして著作も多く、テレビ出演もしている人です。彼女の著書『It's Not him, it's YOU』には、恋愛面で多くの女子が犯してしまいがちなミスがズバリ指摘されておりとても興味深い内容ですが、なかでもフラれることに落ち込んではいけないという説にはかなりの説得力がありました。まずそれは……
“フラれるのは自分のせいだと思いがちですが、それは大きな誤解なのです”
ということ。どうしてかというと、恋愛を成立させるには2つの要素があり、この2つは自分自身ではどうしようもないことが多いからというのです。
恋愛を成立させる2つの“C”とは??
ハートマン女史は恋愛には、2つの“C”が欠かせないといいます。それは、
Chemistry(ケミストリー)
男女が本能的、直感的にひかれあうパワーで、理性を超えたレベルで強く感じるもの。
Compatibility(相性)
2人がカップルとして付き合ううえで、どれくらいおたがいのニーズを満たし合えるか。
例: 外見・ライフスタイル・性格・価値観・職業・人生の目標・理想など
この2つをおたがいクリアし合わないと、恋愛は成立しません。そしてとくに直感的な“ケミストリー”は理性を超えたレベルで感じあうものなので、こればかりは当人の思いや努力だけでどうにかなるものではないのです。どんなにハイスペック、あるいは“モテ”の基準をクリアしていても、“ケミストリー”を感じなければ恋愛には発展しません。
自分の生き方や価値観を否定する必要はなし
では“ケミストリー”はクリアしても相性のほうはどうでしょう? “ケミストリー”は恋愛の起爆剤にはなりますが、関係を続けるためには相性が不可欠です。相性は何回かデートを重ね、おたがい話し合っていくうちに見えてくるものですが、いくら好意を抱いても“なんか違うな”とどちらかが感じたら、それは相性に問題があると考えられます。
でもそれはどちらが悪いわけでもなく、たまたまその人とは合わなかっただけ。自分の生き方や価値観を否定したり、曲げたりする必要はないのです。だってそれこそが“あなたらしさ”でもあるのですから。
まとめ
このように恋愛プロセスをみてみると、フラれることにそうダメージを受ける必要はないということがなんとなくわかってきませんか? そもそも“ケミストリー”は当人たちの思惑ではコントロールできない領域で起こっていることなのだし、それに相性についてもA君との相性はサイアクでも、B君とはうまく付き合っていける相性なのかもしれません。
ですから結論を申し上げると“フラれたのは、あなたのせいじゃありません!!”ということです。それはケミストリーか相性のどちらかの条件がそろわなかっただけの話。だったら、2つの条件の合う相手を探し求めていけばいいだけのことなのです。失恋をきっかけに自信をなくしたり、恋愛そのものをあきらめてしまうなんてとてももったいないことだと思えてきます。
たしかにフラれた直後は悲しいし悔しいし、ネガティブ気分になるのは避けられないでしょう。でもそれをいつまでも引きずらず、気分転換するのが賢い女というもの。もっと素敵な恋を積極的に求めていきましょう。それがなにより自分を振った相手へのリベンジにもなるはずですから!