ご用心! 恋愛にハマってストーカー化する女子の実態とは??

2015.11.02

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“ストーカー”というと、たいてい男性が女性にしつこく付きまとって、ときには命の危険を感じるほどの恐怖心を与える――というイメージがありませんか? でも深刻なストーカーになるのは男性だけとは限りません。じつは女性のストーカー化もかなり深刻で、増えてきているといいます。

男と女、“ストーカー”にも違いがある

アメリカの心理学者たちのあいだでは、社会的にも問題化するストーカーについて数々の研究がなされています。なかでも興味深いのは、ストーカーたちの動機。相手に対する迷惑行為をするという点では男女ともに同じですが、じつはその動機には大きな違いがあると指摘されています。
男性のストーカーは、まず意中の相手をおとすことが第一の目的。相手に振り向いてもらい交際にたどり着くことを目指し、さまざまなストーカー行為に及びます。それに対して女性のストーカーは、たいてい交際中あるいは元カレなど、現在進行形あるいは以前は恋仲であった相手に対して、しつこく干渉していきます。いわば一度は愛し合った相手だからこそ、その愛情をつなぎとめようと必死になっていくわけです。
生物学的に考えてみれば、これは驚くべきことではないかもしれません。“ハンター”でもあるオスは、そもそも自分の子孫を残してくれる相手を見つけることこそ至上命題。だからこそ、相手に振り向いてもらえなくてもとことん追いかけていくのです。それに対し、メスはいったん“パートナー”となった相手には尽くしてもらわなければ困ります。安定した関係こそ、安全かつ確実に子孫を残していけるカギとなるわけですから。

女性がストーカーになるとき……

いったんは恋仲になったのに、相手を信頼しきれない、あるいは浮気されてしまいそう……そうなると女性もがぜん“追う”側に転じ、ストーカーに変貌することがあります。恋愛に前のめりになりやすい人ほどその傾向は強いと言えるでしょう。恋愛こそ人生のすべてとなるとほかのことは一切見えなくなってしまい、自分のしていることが相手にとって迷惑行為となっていることすら気づかなくなっていきます。

ホルモン変化もストーカー化を後押し??

神経科学の分野からも女性のストーカー化を考えることができます。恋に落ちると男女ともに似たような変化、つまりホルモンの変化が表れます。なかでも興味深いのは、ピサ大学の心理学研究者ドナテーラ・マラッツィーニ氏による指摘で、

『恋に落ちると、性衝動や攻撃性と関係のあるテストステロンが、女性では上昇し、男性では低下する』

というものです。テストステロンといえば代表的な男性ホルモンですが、男女が恋愛関係となりより親密な間柄になるうえで、男女間の違いを少しでも埋めようとする自然の働きなのかもしれません。

普段はおとなしめで控えめな女性だったとしても、恋愛となると人が変わったように攻撃的になったり、執着心が強くなったりすることがあるわけで……それは体内のホルモンバランスが大きく変わったことと関係があるかもしれないのです。そんな変化が後押しとなって、ストーカー行為も加速していく……だとしたら、女子のストーカーもそうとう恐ろしいものになることでしょう。

2015.11.02

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記事を書いたのはこの人

Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。

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