【連載】~結婚式の準備ナビvol.1~ まずはふたりの「完成予想図」を一致させよう!
結婚式――多くの女性にとって、人生の中でももっとも大きなイベントのひとつといってもいい節目の日。当日を最高の一日にするには、それまでの準備がとても大切です。結婚する予定のある方も、いつかしようと思っている方も、将来のパートナーと楽しみながら準備をしてほしい! そのために、準備の内容やポイントを、筆者の実体験もふまえながらご紹介していきます。
まず、最初に大切なことは?
結婚が決まったら、まず結婚情報誌を買ってくる! という女性も多いですよね。それもひとつの正解です。入籍のみではなく、結婚式や披露宴を行うのであれば、情報収集は欠かせません。「ドレスはなにを着よう?」「立派なチャペルがいいかなぁ」――と次々に楽しい想像がふくらんで、すぐ式場を見に行って……。バタバタと準備を進めるのも悪くはないですが、そのまえにひとつ、大切な作業があります。
ふたりが思い描く結婚式の「完成予想図」を一致させる
結婚式と一口にいっても、場所や規模・形式など、選択肢がとても多く“決めること”の連続。二人が思い描く結婚式がバラバラのまま準備をはじめてしまうと、ひとつひとつの段階でもめたり、なかなか決まらなかったり、たいへんな思いをすることになります。なかには大ゲンカするカップルも……。
そうならないよう、しっかりとふたりでイメージを共有しましょう。もちろん、準備をしながらイメージが変わっていけば、ふたりで話しあって変更していってもOKです!
具体的にどんなこと?
まず基本的なことは、
・開催する場所: 二人がいま暮らす場所かどちらかの故郷か、もしくは海外ウェディングか?
・規模: 何名くらい招待する?
・ゲストの範囲: 親族のみ、もしくは友人や職場の方をよぶ?
・結婚式の目的とコンセプト: 「親への感謝を伝える」「ゲストに楽しんでもらう」 また、豪華にするかアットホームにするかなど、今後の会場選びにも大きく関わってきます!
・式の形式: キリスト教式・神式・人前式のどれにする?
ひとまずこんなところでしょうか。すでにめんどくさい……なんて思わないでくださいね。
話し合いにくくても重要な、お金の話
避けては通れないのが、お金の話です。夢がふくらんでいるのに急に現実的な……と思うかもしれませんが、あとあと大問題にならないように最初に話し合いましょう。新生活にはなにかとお金がかかるので、身の丈にあった予算内で計画を立てる必要があります。自分たちが結婚式に使える予算はいくらなのか、そして費用の分担の仕方はどうするのか。現実的な側面も、しっかり決めておいてください。
お互いの両親の意見をきくのを忘れずに!
ふたりの「完成予想図」を描くうえで、絶対に忘れてはいけないのがお互いの両親の意見です。「彼氏と彼女」だった頃とは違って、結婚となると「家と家」との関係は無視できません。はやい段階で両親の意向をきいて、両家の意見とあなたとパートナーの意見、4つをうまく調整していく必要があります。全員の希望が完全に一致するのはなかなか難しいので疲れることもありますが、これぞ、「はじめての共同作業」! 二人で力をあわせて乗りきってくださいね!
まとめ
今回は、準備の「前段階」をご紹介しました。「前段階」ですでに疲れそう……と思うかもしれませんが、大丈夫。幸せいっぱいの時期なので頑張れます。
次回からは、式場選びや見積もりの読み方のポイントなど、具体的な項目を紹介していきます!
▽ 次回はこちら