男を甘やかしても損? 尽くしていい男とよくない男の境界線とは
男女の恋愛観や結婚観が多様化している今の世の中。そもそも結婚に価値を見いだせないという男性がかなり増えているようなのです。それでも女性たちは愛される女になりたいと、ときにおのれを殺し男たちに歩み寄り、甘やかすことに……。その結果ダメ男を量産するか、もしくは「イイ女」の称号を得られるかといった、対照的な運命が待ち受けているわけです。
男を甘やかしてもいいことはない!?
婚活女子たちにとって、結婚に価値を見いださない男たちはとてもやっかいなもの。それでも好きなものは好きでしかたないと交際を始めてみるものの、無理に相手に合わせ、はっきりしない男の態度に結局ふりまわされるはめに……。
そんな女性の優しさにあぐらをかき、だめんず化していく男たち。そんな甘えんぼうな男性を母性で包んでも、母親から与えられる無償の愛とかんちがいし、それを当たりまえのように受け流すだけなのです。
尽くしてもいい男って!?
そんな中でも費やした愛情のぶんだけ、愛をはぐくむことができる男もいるものです。そのキーワードは「ブレない」です。「まだ自分のしたいことがある」「現状の自分に納得していない」という発展途上の男性は自分に自信が持てず、ちゃんと女性と向き合ったり愛する余裕はありません。根の部分がいまだぐらぐらしていて大人になりきれず、おそらくまだ自分探し中といったところなのでしょう。
その反面尽くしがいのある男性とは、あるていどやりたいことをし尽くして、物事の本質を自分なりに学んでいるもの。また苦労をへて結果を残すことを体験しているため、ブレない心を持っているタイプが多いのです。
タイミングが意外に重要なワケ
前述した通り男性のタイプによって尽くすべきかどうかを見極める必要はありますが、実はタイミングも重要なポイントなのです。
若いうちから成功体験を積み着実に自分を確立している人もいますが、女性に比べても成熟の遅い男性の場合大人になるには時間がかかるようなのです。さまざまな経験をへていくことで、愛情の大切さやパートーナーの重要性に気づくことになるのかもしれません。
向上心が強すぎる男には要注意!
しかしいくら自信と余裕がありブレない心を持っている男であろうとも、向上心の強い男には用心が必要です。やりたいことをどんどんやってもそこにはまだ限度が見えず、「もっと、もっと」とさらなる目標を設定します。変わっていくことをおそれないことは悪いことではありませんが、どんどん前に進んでいく男性に寄りそっていくことは苦労の連続です。
歩み寄って譲っても、単純に利用されておしまいなんていう悲しい結末をむかえることがないよう、はじめから相手を見極めておく必要があります。