そもそもカップルとして、どれくらいセックスしたらいいの?
恋人として、あるいは夫婦として、いろいろあるけど密かに悩んでしまうことも多いのがセックス。パートナーや他人には打ちあけられなくて、一人で悩んでしまうことも多いのではないでしょうか。お悩みも多岐にわたると思いますが、なかでも“頻度”を気にする人も少なくないようです。
そもそも私たち、人並みにセックスしてるカップルなの?
お互い大好きすぎて、ほぼ毎日のように愛しあっているという極めて例外なタイプは除くとして、たいはんのカップルは自分たちの頻度について、「これでいいのか」と感じたことが一度はあるのではないでしょうか。付き合いはじめた頃は気にならなくても、たとえば半年後、そして1年後、3年後と当初のときめきをキープするのは至難のワザです。また性的に淡泊な方で、トータルで考えても回数は少ないというカップルだっているかもしれません。でもときどき「私たち、こんなのでも大丈夫なのかな?」と不安になることもあるでしょう。
ではそもそも“人並み”とはどれくらいなのでしょう? 恋人同士なら、週に2回くらい? あるいは既婚者だったら月1くらいがいいペース?? 世の中にはいろんな数字が出ていて惑わされがちですが、振りまわされてはいけません。なぜなら、そもそもセックスについて“人並み”を気にするのはナンセンスだからです。
大事なのは“頻度”ではなく、“クオリティ(質)”と考えてみて
セックスとはとても奥深いもの。人によってこれほど感じ方が違う営みもないでしょう。ですから頻度という数字にこだわることはないのです。たくさんセックスをしていても、じつは一方の性欲が高くて、相手がそれに付き合わされているだけで満足度が低いということもあるでしょうし、ぎゃくに回数こそ少なくても毎回充実した深いセックスをしているカップルだっています。またライフスタイル(仕事や育児など)にも大きく左右されるし、体調的なことが問題で思うように楽しめないという人だっていることでしょう。それよりも“パートナーと愛しあう”ということの意味について、もっと深く考えてみてはどうでしょうか。
もしパートナーとセクシャルニーズが異なるときは……
とはいえカップルとして生活しているなかで、ときにはパートナーと「したい」というタイミングや頻度があわず、モヤモヤとしたものを感じることがあることでしょう。もし自分のほうが「したい」と思うのに相手が乗り気でないときは、くれぐれもそれを自分に魅力がないからだ……なんて否定的に捉えないこと。それは愛情の欠如ではなく、性欲にも人それぞれの“波”があることを理解しましょう。
また相手からは“もっと”と言われても、自分がその気になれない場合は、けっして相手を敬遠したり、求められてうっとうしいなんて思わないで! パートナーが求めているのは、セックスという愛情表現を通じたコネクションなのだということを知っておくべきです。そしてセックスに応じる気分にはなれなくても、デートやスキンシップで親密感をキープするようにしてみましょう。
いずれのパターンにしろ、セックスについて話すことを“タブー”にしないことが肝心。お互い素直に、そして正直に話しあえる風通しのいいコミュニケーションこそ、愛しあうカップルにもっとも欠かせない要素と言えます。
▽ 参考記事(海外サイト):How much sex does your relationship need?