覚悟はできてる? 彼と同棲を解消するときにあなたに訪れるリアル

2015.09.15

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

彼との楽しい同棲生活。もし別れてしまうことになったらどうなるのでしょうか? はじめこそワクワクドキドキの同棲生活ですが、残念ながら結婚にいたらない場合もあります。これはそのときあなたに訪れるリアルなお話です。


家賃や共益費のせっぱんについて喧嘩が勃発

一番の悲劇は、別れることになっても当分一緒に住む状態になることでしょう。お金についての問題は当然出てきます。しかも恋人のころとは話が違いますのでシビアになってきます。それにくわえて憎しみもありますから、下手をすれば揚げ足のとりあいになります。彼が昼間まったく家にいないならば「いないあいだに使っている電気代をなぜ俺が払わなければならない?」といいがかりをつけてこられることもあります。「これは俺が買ったんだから使うな」などと、常に争いが起こってきます。
お金についての問題は、なあなあにしておくとのちに諍いの原因にしかなりません。結婚ではなく同棲ならば、しっかりとお互いの支払い分は決めておきましょう。

同棲生活はすぐに解消できない

前述しました悲劇についてもう少し詳しくお話しします。
「もうアナタについていけないわ! サヨウナラッ」そういい残して部屋を出ていけるのはほんの一握りの人間です。
引越しには金がかかります。同棲を解消しようと思ってもすぐできるものではありません。引越しするにも手続きがいります。今住んでいる家の契約が二人の名義ならば、出ていくときに大家さんから「契約を更新してくれ」とわれることもあります。運が悪ければ「一度契約を失くし、また敷金と礼金を払え」というところだってあります(筆者も一度経験があります)。

引越しには最低30万必要です

自分だけ引越しをするとしても、都心やその付近であれば引越し資金はかるく30万は必要です。ちゃんとしたセキュリティのあるところであればそれ以上かかるところもあるでしょう。
引越しにお金がかかるものとしては、新居の敷金や礼金・引越しの費用・火災保険料・鍵を作る費用(モノによっては5000円からとられます)などがあります。引越しするときに捨てるものがあれば、その処分費用もいりますね。

家計がかわるので仕事をかえる必要が出てくる

同棲生活のころは自分の金銭負担が半分だったのが、まるまる全部自分で払うようになりますので今までの給料ではたりなくなります。仕事だって急に給料を増やすことはできません。当面は貯金でまかなうか、一時的にダブルワークをするはめになるでしょう。

いかがでしたでしょうか?
「彼と一緒にいたい」というだけの理由で同棲生活をはじめるのであれば、それは軽すぎます。同棲生活をはじめるのも覚悟が必要です。なぜなら同棲生活には終わりがあるからです。さまざまな可能性を考えてから検討するのでもおそくはないはずですよ。

2015.09.15

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。