結婚をしたら女は、変わる!? 男が思う結婚後の女性に対して思うこと
男性陣が集まる場所の会話にて、仕事以外の会話をするなら、決まってこの会話が多いと思います。「女って、結婚したら変わるよなぁ」と。
男が結婚した妻に思うこと
付き合っている頃は「私が○○するよ~!」とか「何かあったら言ってね」なんて、可愛い言葉のオンパレードだったのに、いざ『結婚』という言葉で、二人を繋ぐ関係性が、法が定めたものになった瞬間、女は変わっていく……。
世の男性の大半が「結婚したら、女は変わる」という言葉を口にします。その中でも、一番多いのが「優しくなくなった……」という意見のよう。その他にも、「興味がないように感じる」とか「すぐに怒るようになった」等々、男性は妻に対して心の距離を感じているようです。子供ができたら尚のこと、男性はこの思いが急速に増していくことでしょう。
女性は子供ができ、母親になったら、女と母親を両立させることは簡単ではありませんからね。「母は強し」という言葉通り、女性は強くなってくるのでしょう。そして、その強さに対して男性は「昔は、あんなに優しかったのに……」と女であった奥さんを望むのです。
結婚して変わるのは女だけじゃない
男性が「夫議論」を述べている時でも、女性も夫に対して同じように「男は結婚をしたら変わる」と思っています。女性が、結婚後の彼にそう感じるのは、やはり子供ができた時だと言います。家事や育児は女の仕事! 男は外で戦っている! という考えは、今の世の中ではバッシングをくらってしまうほどの問題となってしまいます。家事や育児は、両立するモノ。子育ては母親だけじゃなく、夫婦でし合うもの。これが現代の夫婦円満の秘訣らしいのです。ですから女性は、育児や家事を積極的にしてくれない夫に対して「昔は優しかったのに……」と感じるのです。結婚をしてから、優しくなくなった……という思いは、男女共に感じているもののようですね。
女は相手に″優しい“行動を望み、男は相手に“優しい”言葉を望む
優しくなくなったと感じる瞬間は、一体どんなときですか? という質問に対して、女性の場合は「育児や家事の非協力的なところ」と挙げる人が多く、男性の場合は「ささいな会話での、一つ一つの言葉が冷たい」とのことです。
ここでもズレが感じますよね? 女性は結婚という節目を終えると、次は母親という一大イベントの準備をします。とくに女性は、結婚をゴールと考える人が多いので、お付き合いをしていたときの感覚は脱ぎ捨て、新たに母親という新しい装備を身に纏うからです。
ですから、女性が夫に望むことは、″現代の家庭人″であること、なのだと思います。ですが、男性はというと、結婚という大きな節目をむかえても、父親という人生のターニングポイントにたたされても、何かを脱ぎ捨てる、という感覚にはならないのです。どちらかというと、その大きな節目がきたことで、徐々に自分の中に馴染んでいく、といった方が正しい感覚だと思います。ですから女性だと、母親と女は別の生き物だという感覚に対し、男性は、父親と男は常に混在し合っているのです。そのため、男性が妻に対し、女と母親は別の生き物だという理解ができずに、結婚したことで変化したのだと感じるのです。