「男はヒモにさせちゃいけない！」経済的に女性頼りなオトコは浮気する可能性高し！

就職状況もきびしい昨今、仕事が安定しないのは男女ともに変わりはありません。彼が急に職を失ったり、いつまでも仕事が見つからなかったり……ということもめずらしくないでしょう。そんなときでも、彼女・妻として彼を支え、ときには経済的にも援助しようという人は多いはず。でもそこに思わぬ落とし穴があることも、気をつけて！
アメリカの社会学的研究のある調査では、18歳～32歳までの既婚者2,750人の動向を10年以上にわたり追いかけました。その結果、妻に完全に経済的に依存している男性が浮気する可能性は15％と無視できない数字がでていたのです。結婚していて、しかも仕事もしないヒモ状態でありながら浮気をするとはなんとも許せない行為ですが、なぜそんな男性ほど浮気の可能性が高いのでしょうか。

浮気は男としてのプライドを守る行為??

いつの時代になっても「男は稼いで女を養うのが甲斐性というもの」という意識が抜けきらない男性はいるようです。実際には稼ぎが少ないどころか、無収入で妻に頼りきっているのに、そんなプライドばかり残っている人ほど、浮気をすることで自分の価値を再確認したがっているのかもしれません。働いていなければ時間も思いのまま、だからこそ浮気するチャンスも増えるのでしょう。
有能で仕事のできる女性にかぎって、そんな「ちょっと頼りない感じの男性」に弱く、自分は彼から必要とされていると勘違いしてしまいがち。さらに自分が彼よりも収入があることにひけ目を感じるような女性は、家に帰れば家事も一手に引き受け、「女らしさ」をアピールしようとします。
むかしから「女性の役割」と考えられてきた家事。それをすることで、せめて家のなかでは彼をたてようというやさしい気くばりなのですが、こうやって甘い思いをさせると、男の勝手をどんどん増長させることにもなりかねません。もしそうだとしたら、仕事も家庭でも頑張ろうとする女性ほど損な役まわりを演じることになるでしょう。

収入が高ければ高いで、やっぱり浮気する男たち

「彼がまったく無収入で妻にも経済的に依存していると浮気しやすい」というなら、稼ぎがよければ浮気の可能性はさがるのでしょうか。興味深いことに、男性の収入が増えるにつれて、浮気の可能性はさがっていきます。
しかし夫の稼ぎが世帯収入の7割をこえると、また浮気の可能性は高まっていくという調査結果が……。仕事のできる男性はたしかにモテるし、誘惑もきっと増えるのでしょう。稼ぎがなくても、あるいは逆に収入が相応にあっても、やっぱり浮気率は高まるというこの現実――。なんともうらさみしい気持ちになってしまいますよね。

とはいえこれらはあくまで統計上での話。個人的には収入に関係なく、浮気する男はするし、浮気しない男はしないというのが真理だという気もします。もちろん収入だけが浮気のバロメーターになるとは思いません。でも、全面的に金銭面でも女を頼ろうというような男性には注意したほうがよいでしょう。

▽ 参考記事（海外サイト）:Study: Men Who are Financially Supported By Their Wives are More Likely to Cheat