付き合っては別れて、の繰り返し……。ブーメラン恋愛症候群、あなたは大丈夫??

2015.06.17

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

付き合っては別れ、しばらくしてよりを取り戻したら、また別れて――。というカップルが最近増えている様子。英語では、投げてもまた元の場所に戻っていることから“ブーメラン恋愛”とやゆされたりしています。何度もよりを戻すのは、やはり別れがたいほど絆の強いカップルなのか、あるいはふたりともどうしても新しい恋に踏み出せず、また元の鞘に収まってしまうパターンなのか、、なんとも見極めが難しいところです。近頃では、SNSで別れても微妙な距離感で連絡がとれたりするので、それも“ブーメラン恋愛”が増えている理由のひとつなのかもしれません。一般人だけでなくセレブ、はてはあの英国ウィリアム王子とキャサリン妃も大学時代から足かけ9年にわたる“ブーメラン恋愛”でした。
しかし“ブーメラン恋愛”は何度も繰り返しているうちにクセになったり、他の人と付き合う可能性を自ら封印してしまうことにもなりかねません。精神的にもけっして落ち着けるものではないので、できることならやはり避けたいものです。ではどうすれば、“ブーメラン恋愛”から抜け出すことができるのでしょうか。ヒントをまとめてみました。


ふたりの関係について、なにがうまくいかない原因なのかよく考えてみる。

“ブーメラン恋愛”になってしまうのは、ふたりの関係に何かしらの問題があるから。まずはきちんとその問題を直視しましょう。“ブーメラン恋愛”になりやすい人は、ちょっとしたことですぐに別れを決断したり、相手を見限ってしまう傾向があるようです。でもそこで諦めないで、ふたりの関係がもっとうまくいくように努力をすることが双方に欠かせません。
付き合っていくなかで、なにを最も大事にしたいか、自分のどんな部分を変えたらいいか、あるいは相手にも変わってもらいたいか、よく考えて、話し合ってみましょう。問題をそのままにしながら、なんとなく勢いでよりを戻しても、また破局を迎える可能性が高いと言えるでしょう。

いったん別れたら、中途半端な“ともだち”にならず、きっぱりと縁を切る。

ふたりで別れを決めたとしても、“友だちとして付き合う分には、いい人だから、、”なんて考えて、連絡をとりつづけたり、SNSでつながっていたりしませんか。でもそれが“ブーメラン恋愛”になってしまう大きな原因に。いったん恋愛関係にあった男女が、それを解消して、まったくただの“ともだち”に戻るのは、かなり難しいし、新しい恋を求めるうえでも障害にしかならないと考えたほうがよいでしょう。別れるときはきっぱりと潔く、別れるのがベスト。その決心ができないうちは、まだ相手に未練があるのですから、なんとか関係を続ける努力をしてみてください。それでも相手から“ダメ、ムリ”と拒否されてしまったら、自分もすっきりと新しい恋を目指すべきです。

“今度こそはうまくいく”という都合のいい期待を抱かないこと。

何度も別れている相手なのに、しばらくすると恋しくなって、“今度こそは大丈夫”なんて都合のいい期待を抱きがちなのもブーメラン恋愛”の特徴。でもその期待もどれだけ裏切りつづけられてきたことでしょうか。ほんとうは心の底では、その相手とはやりなおしてもうまくいかないということは分かっているのに、こうした甘い幻想にすがってしまうのが、人間の心の弱さでもあります。恋愛でいばらの道を選ぶのがスキな人は、こうして何度も“恋愛のヒロイン気分”を味わいたいかもしれませんが、もしもっとフツーの安定した恋愛を望むなら、都合のいい期待をするのはもう止めましょう。

2015.06.17

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。