男女のセックスのすれ違いは、○○にあった!! お互い歩み寄ることはできる??
深く愛し合っているカップルでもビミョーな問題を抱えやすいのがセックス。お互いの欲求にうまく応え合っているか、満足のいくセックスライフを送っているか、密かに不満を抱えていたりしないか、ざっくばらんに話し合える関係を築くのは意外と難しいものです。セックスにまつわる不満やすれ違いにはいろいろなことがありますが、“したい”というタイミングが合わない……
というのもよくあるお悩みのひとつ。お互いセックスしたい気持ちも欲求もあるのに、タイミングが合わず、すれ違いとなってしまいだんだんギクシャクしてくる……なんてことはないでしょうか。
“もっともセックスしたい気分になるのはいつ?”(回答からの平均値)
特に女性側にとっては、そんなムードになるかどうか、というのはとても繊細なものでいつでも応じられるわけでもありません。相手に対する愛情は変わらないのに、セックスライフだけがイマイチというのはカップルとしても残念なことですよね。
ところで海外の2300人を対象とした調査では、男女のセックスのすれ違いについて興味深い結果が出てきました。“もっともセックスしたい気分になるのはいつ?”という問いについて、男女では大きな違いが明らかになっていたのです。(回答からの平均値)
男性:
午前7時54分(午前6時~午前9時が最も多く、全体の28%)
女性 :
午後11時21分(午後11時~午前2時が最も多く、全体の25%)
つまり、女性は1日の終わり、夜もすっかり更けたころにムードが高まるのにくらべ、男性は朝一番すぐにでも……というようです。これはちょっとやそっとでは埋められないくらい大きなギャップ。セックスライフにすれ違いが生じてしまうのも無理のないことのような気がします。
女性としてはセックスという秘め事は夜、暗闇やキャンドルの灯でムード満点にして望みたいもの、フォアプレイだって時間をかけて……そして終わった後は彼に腕枕してもらって……なんて甘い思いが膨らみます……。でも男性としては、朝仕事の前に、すっきり短時間で済ませて、1日を始める……というのが理想なのかもしれません。
セックスの相性の前に……
さらに性欲のニーズが一致しないパートナーと付き合ったことがあるという人は、男女ともに6割を超え、カップルとはいえ満足できるセックスライフを送っているとは必ずしも言えない現実が伝わってきます。そしてそんなニーズの違いがあるカップルは、やはり遅かれ早かれ別れを迎えてしまう割合が高いと言います。
セックスには相性がある……なんて言われますが、相性以前にじつは“したくなる時間”も大きな要素のようです。カップル関係円満のためにも、パートナーがいつしたいのか、すこし注意を払ってみるのがよいでしょう。
そして自分の欲求を通すばかりでなく、ときには相手の望みに応じる心遣いを忘れないことが大事。セックスライフは性欲だけで成り立つものではないはず、大人ならではの気遣いや工夫、知恵を駆使して、いい関係を築いていきたいですね。