彼を夢中にさせる、エロく正しく美しいランジェリーの選び方 その1
メイクにスキンケア、ヘアスタイルにファッションと、歳を重ねていくごとに変化するものがあります。内面の成長や体の変化とともに、バージョンアップを繰り返すのです。その中の一つとして今回ピックアップしたいのが、”ランジェリー”。淑女の皆さまは、どんな下着を身に付けていますか?
下着は何でもいい、わけがない!
重力に逆らい、若くプリプリの肉体を誇っていたあの頃であれば、どんな下着を選んでも体は魅力的に見えたことでしょう。質や形、さらにはサイズもあまり気にせずに、デザインが好みかどうかだけで購入していたという方も多いのではないかしら。
しかし、肉体は確実に歳をとります。それはたるみや筋肉量の低下といったマイナス面だけではなく、女性らしい丸みを帯びてきたり、肌質が柔らかくなってくるなどプラスの変化もあるものです。
今回は、ランジェリーショップで働くプロの方からも「大人のランジェリーの選び方」について教えていただきました。今の体に合わせた下着を知り、あの頃のままの下着でいるよりももっと魅力的なボディラインを目指しましょう!
プロが教える、美バスト ランジェリー
お話を伺ったランジェリーのプロ Aさんによると、大人女子が抱えるバストの悩みは主に3つなのだそう。それぞれのお悩み別に、プロがアドバイスをくださいました。
1 : 下がりバスト
まずアラサー女性たちに多いのが、バストが下がってきたということ。トレーニングやケアをしていても下がってきてしまうのは、もう仕方がないと諦めたくなってしまいますよね。
Aさん:「だからこそ、今の体に合った下着を! それから、付け方が下手でバストがより下がってしまう場合もあるから、買うときは必ず試着して、ランジェリーショップの店員さんにお直しをしてもらうことが大事」
事実、大手下着メーカー ワコールの調査では、バストトップの位置が低くなると見た目年齢が4.1歳老けて見えるとのデータが。正しいブラジャーを正しく着けることで、体も気持ちも若々しくなれそうです。
2 : 隙間バスト
スレンダーな日本人に多いのが、バストとブラジャーの間にスキマができてしまうということ。若い時に買ったお気に入りのブラが数年経ったときや、見た目のかわいらしただけで選んでしまったときに起こる現象とされます。
Aさん:「胸上部の筋肉が衰え、ブラジャーとの間にスキマができてしまう。パカパカしてみっともないし、肌と下着が擦れて色素沈着が起こることもあります。下から持ち上げバストを包み込み、フィットするものを厳選して」
ハーフカップ、4分の3カップ、フルカップといった形の違いも重要だそうです。ふっくらバストを目指したいですね。
3 : 流れバスト
うらやましいと言われる大きい胸を持つ方に多いのが、左右にバストが流れてしまうということ。左右に流れてしまうと、太って見えてしまいます。
Aさん:「特にアラサー以降の女性のバストは柔らかくなるので、きちんとホールドをしないと流れてしまいます。底上げではなく寄せるようなパットが内蔵されているもの、横ではなく前にツンと出ている形がベストです」
二の腕周りのボリューム感を抑えることで、スッキリとした印象が得られます。他にも脇高ブラと呼ばれるもの、肩紐がしっかりしているタイプがオススメです。
下着はただの衣類ではない
下着は、ただの衣類ではありません。ぴったりと合う下着は体を魅力的にし、美しいランジェリーは心をも魅力的にしてくれます。ランジェリーのオシャレはとてもプライベートなオシャレで、自分とごく限られた人にだけ見せるもの。パートナーへの愛情表現にもなりうるのです。
それでは次回、「ランジェリーの選び方 その2」もお楽しみに♪