8割のゲストが「最悪!」と思った! 夏の結婚式が不人気のワケ
結婚式といえば、幸せそうな新郎新婦の姿を見るもはもちろんのこと、出席する側も会場やお料理など楽しみなことが多いもの。特に女性は、いつもよりドレスアップしたりとおしゃれに気合が入ります。
空調や式場の設備などの関係で、あまり季節感関係なく行われる結婚式ですが、実はゲストが「もう二度と参加したくない!」と思うほどダントツ不人気なのが夏の結婚式なんだとか。
夏場に行われる結婚式がなぜそんなに不人気なのか……。夏の結婚式経験者の意見をもとに、真夏の結婚式が不人気な理由について探ってみました。
ガーデンウェディングで蒸し風呂状態
最近人気のガーデンウェディング。キラキラと日の光が差し込み、まるで海外リゾートにいるような感覚にさえなるお庭での開放的な式ですが、夏場に行うのは危険です。
ジリジリつと照りつける太陽の下、汗は吹き出るわ、メイクは落ちるわ、通気性の悪いパーティードレスや着物で参列したゲストたちにとっては、まさに地獄そのもの!
「新郎新婦は直前まで控え室にいて、式の最中もスタッフに日傘をさしてもらっていたが、ゲストはもちろん炎天下で椅子に座ったまま。つらかった……」(28歳/保育士)
▽ 新郎新婦が気づかないだけで、ゲストたちはもううんざりしているかも……。
お盆で忙しい時期に結婚式なんて……
夏休みシーズンはなにかと忙しく、田舎への帰省や家族で旅行に出かける予定をしている人も多いもの。そんななか、お盆休み真っ只中の結婚式は、正直迷惑に感じる人も多いよう。
「住んでいる関西から結婚式のために東京へ。終わればその足で実家のある九州へ。荷物も多く移動距離も長いしせっかくの休暇が台無し。遠方にいる友達も多い子なんだから、もう少しゲストに配慮してほしかった」(28歳/研究職)
▽ 大型連休などは家族の都合でどうしても外せない予定がある人も多い。少しの配慮で大半の人が気持ちよく参列してくれるかもしれないので、できるだけ余裕のある日程を組むのもゲストへの心配りになるかも。
今や9月だって真夏と変わらない!
最近は昔よりも気候が変化し、9月の初旬は真夏と変わらない暑さのときも多い……。台風も接近しやすく、暑い・ジメジメ・大荒れと悪天候の可能性が高くなります。
「駅から微妙に離れている式場。その日は台風が接近していて横殴りの雨だったので、着いたときはドレスがびしょびしょ。式場内のクーラーも寒くて、一気に風邪をひきました。(27歳/飲食業)
▽ 結婚式当日は良いお天気が望ましいものですが、それは新郎新婦だけでなく、実際に参列するゲストにとっても重要なポイントのようです。
夏の結婚式を行う際は、十分検討してから決めましょう。すでに夏に結婚式を行う予定の人は、できる限り快適な環境で式を行えるように、ゲストへの配慮をしっかりと行うと良いでしょう。