心配しなくても大丈夫! 結婚式で紹介される「馴れ初め」の言い訳
結婚式。新郎新婦の「馴れ初め」の紹介にひやっとしている人も多いのではないでしょうか? 今でこそ偏見はなくなりつつあるものの、親戚や友人一同に「出会いは合コンでした」「きっかけは出会い系サイトで……仲良くなって会ったことです」などということは極力知らせたくないもの。できることなら、ナチュラルにぱぱっと紹介してもらいたいと思いますよね。
ご安心ください。そこは司会者の方の力量で、上手に馴れ初めを発表してくれることになっているようです。そこでここでは、自分たちの出会いや馴れ初めをどのように紹介されるのか、さくっとご紹介します。
「知人や友達の紹介で行ったお食事会……」
合コンや飲み会、街コンと聞くとなんとなく軽薄なイメージがつきまとってしまうもの。正式な場所で「おふたりは合コンで出会い……」なんて言われた日には、新婦のお父さんあたりが激怒して「けしからん!」なんて言い出す可能性も……なきにしもあらずです。
合コンや街コンなどの飲み会で出会った場合、司会者はふたりの馴れ初めを「知人や友人の紹介で知り合い……」「友達に誘われたお食事会で……」などと説明されるそうです。このパターン、芸能人の結婚報告で紹介される内容とも類似していますよね。きっかけがお食事会といわれて、合コンを思い浮かべる人はごくまれです。「お食事会」って、いい響きですね。
「共通のご趣味を通じて……」
きっかけが「出会い系サイト」や、そうでなくともオンラインゲーム、FacebookやTwitterだった場合にもなかなか公表しにくいもの。特に昔気質の人であれば「ネットでの出会い」というだけで偏見を持たれることもあるでしょう。
SNSを中心としたインターネット上での出会いは、さわやかに「共通のご趣味を通じて……」と紹介されるようです。たしかに「趣味」といわれてネットはなかなか思い浮かびませんよね。社会人サークルや習いごとなどをあげる人が多いのでは? 知り合いに詳しく探られた場合はさらりと「英会話教室で出会ったの」なんて嘘をついてしまってもいいかもしれません。趣味ですから。
「幾千の出会いのなかで運命の出会いを果たし……」
ときには出会いがナンパ! なんてこともあるかもしれません。見知らぬ人と出会ってそのままつれづれなるままに付き合うなんていう人もいるはず! かといって正直に打ち明ければ、知らない人からは「ふしだらな……」なんて思われかねません。
ナンパでの出会いは「幾千の出会いのなかで運命の出会いを果たし……」とドラマチックに語られるそう。たしかにナンパはある種の運命。その日、その場所ですれ違わなければ出会えないので嘘ではありません。やっぱりものは言いようですね!
「友人のご紹介により……」
もしも結婚相手が友達の元カレだったら……そう考えるとなかなか恐ろしいですよね。まだ仲違いしている人もいるかもしれません。特に仲良しグループ内で亀裂が走っている場合は告げにくいもの。そんなときは「友人のご紹介により……」などと説明されることもあるようです。
「イベントを通じて……」
カップリングパーティーや婚活パーティーで出会った相手と結婚することもあるでしょう。なんら問題があるわけではありませんが、うがった見方をされて嫌な思いをしないためにも、オブラートに包んだ表現をされたいものです。この場合は「イベントを通じて」と表現されるそうですよ。
こう聞くと、結婚式の馴れ初め紹介のときに耳をそばだててしまいそうですね……!