“私が正しい”は実は一番の間違い!! カップル間のケンカで気をつけたいこと

2015.05.25

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せっかくパートナーがいるのにケンカしてしまう……。もちろん違う人間同士なのですから意見が違ったりするのは当然のこと。健全なカップル関係のためにもケンカは不可欠という説もあります。でもやっぱりできることなら大きなケンカは少なく、円満な間柄でいたいものですよね。それでもやっぱりよくケンカをしてしまう……というあなた。もしかしたらカップル間のケンカでやってはいけないことをしているのかもしれません。それはずばり、


“私の言ってることが絶対正しい、間違っているのは彼のほう”

と決めつけてしまうことです。自分こそが正しいと思うからこそ、意見を譲れない、あるいは相手の話に聞く耳をもたない。これってじつは人間関係のトラブルのなかでもよくある間違いなのです。

カップル間のケンカに“正しさ”持ち出さないで!

そもそもどうしてケンカしてしまうのでしょう。相手の言ってることが納得できない、価値観が違ってわかり合えない……などなどあると思います。そしてケンカがヒートアップしてくると、ついつい思ってしまうのです。「私のほうが正論なのに、なんでこの人はわかってくれないんだろう」と。
でも自分の方が“正しい”と思い込んだとたん、相手の話に耳を傾け、理解しようという気持ちがなくなってしまうはず。だって自分は正しく、そのことを受け入れようとしない相手は、“正しくない”=“間違っている”のですから聞く耳を持つ必要があるわけないのです。でもこれではいつまでも平行線をたどるばかり。ケンカにも落としどころがなくなってしまいます。

相手を責めるより「どうすればお互い気持ちよくすごせるようになるか」にフォーカスしよう

そもそもふたりは何のためにケンカしているのでしょうか。相手を徹底的に言い負かして、自分の正しさを証明したいから? それとも相手を責めて、立ち直れないくらい落ち込ませたい?? 「もうこの人とは別れてもいい」と思っているのではない限り、「この人ともっと分かりあって、いい関係を築いていきたい」という強い気持ちがバネになっているはず。もしそうだとしたら、自分の正しさばかりにこだわるのはけっして賢いこととは言えませんね。
まず、相手には相手なりの言い分があり、カップルならどちらの言い分にも同じ重みがあることを認めましょう。自分の価値観に照らし合わせてみると、なかなか理解しがたいかもしれません。でもカップルとして末永く付き合っていきたいならそれを乗り越えていくことが必要だし、より深く相手のことを知り、愛していくためにも不可欠なことでしょう。

ケンカの最中でも、ちょっと冷静さを取り戻して「へぇー、そんな考え方もあるんだぁ」と一歩ひいて冷静なリアクションをしてみましょう。カップルだからといって、なにもかも意見が一致しなければいけないという訳でもないはず。むしろそんな違いをムキになって否定するより、面白がってみるくらいの余裕があるほうがカップルとしてはうまくいくような気がします。

2015.05.25

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。