“家事ハラ”で夫婦関係を悪化させないためのモラルを身につけよう

「家事ハラスメント」という言葉があるように、家庭での奥さんから夫に対する家事のダメ出しが、夫たちにとって大変なストレスとなっていることがあるようです。これには、奥さん側からの「○○やって」という指示内容と、夫側が解釈する内容が一致していないことが大きな原因として考えられます。
夫としてはちゃんとやったつもりなのに、奥さん側としては「ぜんぜん言ったのと違う」あるいは「自分でやった方がマシだった」ということに。夫からしたら「言われたことをやって、お礼を言われてもいいくらいなのに、なんで文句を言われるんだ」とイライラや不満が溜まる一方です。
夫婦ふたりのときはなんとかやりすごせても、子どもが生まれて家事の量が圧倒的に増えると、家事ハラもより深刻化に。家事を理由に夫婦間が険悪なムードになるなんて、子どものためにも避けたい事態ですよね。そこで、家事ハラをなくして夫婦でもっと仲良くやっていくにはどうすればいいか、考え方のヒントを集めてみました。
家事のひとつひとつを冷静に客観視し、余計な意味づけをしない
料理をする、片付ける、掃除をする……いずれも日々の生活のなかで毎日発生する作業です。得意不得意はあっても、誰でもそれなりにはできるものばかり。だからこそ、そのひとつひとつを大げさに考えたりせず、冷静な態度でこなしていくのが一番。それなのに私たちは、不満を溜めるとそうした作業にも余計な“解釈”や“意味づけ”を加え、さらにイライラ感を募らせることが多く、それが家事ハラにもつながっていきます。
たとえば………
「夫の洗い物のやり方が雑」
↓
「夫はなにごとにもルーズで、だらしない」
↓
「何度も注意しているのに、全然なおそうともしない。私の言うことをちゃんと聞いていない証拠だわ」
↓
「私にばっかり家事を押しつけて、毎日のほほんとしてる。本当に、腹が立つ」
なんてパターンが“解釈”や“意味づけ”のいい例。洗い物が雑なら、気になる部分だけ自分でさっとやってしまえば、それでお終い。作業は終了のはずです。そしてもう心を悩ませることはやめましょう。
夫がやったことに対して内心不満があったとしても、とりあえず「ありがとう」は欠かさない
なにはともあれ、夫は夫なりに家事をやってあなたに協力したつもりになっているのです。やり方やその結果に不満はあっても、とりあえず「ありがとう、助かったわ」など感謝の気持ちを伝えるのが、パートナーとしての礼儀。そのうえで「ちょっとここが気になったんだけど、次からは気をつけてね」と改善してほしい部分をピンポイントで指摘すればいいのです。小言を言ったり、まるで母親のようにグダグダと文句を言うのは、相手のモチベーションを著しく低下させるだけで何のメリットもありません。
あらゆる家事を完璧にこなそうとしない、とりあえず“OKレベル”でも満足するようにする
「もっとこうして欲しいのに」という思いがエスカレートして家事ハラに発展してしまうのは、ひょっとするとあなたの期待度が高すぎるからかもしれません。きちんとこなしたいジャンルは自分で、あえて大目に見ても構わないジャンルは夫に任せ、とりあえず“OKレベル”で満足する。そんな気持ちの切り替えも、家事ハラ防止に役立ちそうです。
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