男性の本能に訴えかける。気になる彼との距離を縮める絶好の方法とは?

4月の異動や進学で出会った彼。面識はお互いあるけれど、いまひとつ親しくなるきっかけがつかめない。大人数で食事に行ったりはするけれど、二人で話す口実が特にない。
そんなときに彼に声をかける最強の口実、それは「相談」です。
いきなり「二人で飲みに行こうよ!」「映画観に行こうよ!」と言える積極的な女子はそれでOKですが、よっぽどコアな共通の趣味でもないと二人きりでというのは好意がバレバレで誘いにくいという人がほとんどです。


ちょっと相談したいことがあるので、お時間ありますか?

でも、「相談」であれば、「今度ちょっと相談したいことがあるので、お時間ありますか?」など恋愛とは無関係な文脈で、自然に二人で会う話が切り出せます。大抵の男性は頼られることを喜びますので、NOとは言いません。忙しくて時間がとれない人でも、少しでもあなたに興味や好意があれば「すぐは無理だけど、少し先でもよければ」など色よい返事をもらえると思います。完全に拒絶されるようであれば……いまは時機ではなさそうですので、じっくりと次を狙いましょう。

でも、何を相談すれば……?

ここが肝心です。いくら彼と二人で話したいからといって、悩みをでっちあげてはいけません……。働く女性なら、職場の人間関係や仕事内容、今後のキャリアや転職についてなど、何かしら日頃考えていることはあるでしょう。学生さんであれば、将来の進路や勉強の分からないところ、友人関係の悩み、サークルでの役職についてなど、気になっていることを思い返してみましょう。
そして、できればその相談ごとが彼の得意分野に関連しているとなお良しです。たとえば、社会人で転職経験がある彼ならキャリアの話、投資に詳しい彼なら資産運用の話、ビジネススキルに詳しかったりビジネス本を多く読んでいたりする彼なら、仕事の効率や進め方の話などが代表例です。学生さんであれば、語学堪能な彼なら語学習得のノウハウ、就活を終えた先輩なら就活についての話。
そういったケースであれば、彼も「どうして自分に話すんだろう?」と不思議がることもないでしょうし、得意な分野ならより熱心に親身に話をきいてアドバイスをくれるはずです。

注意したいのは

深刻過ぎる話はNGです。彼の性格や現時点での二人の距離感にもよりますが、酷いセクハラやパワハラ、重症な心の病や持病の話、大借金がある、家族から暴力を受けている……。そういった話は、しかるべき相手や専門家に相談して、きちんと解決しましょう。

大切なのは、相談の最後!

彼が快く時間をあけてくれて、二人で話せたとします。内容の重たさにもよりますが、あなたは困っているわけですから、ニコニコ笑顔で会話することはできませんよね。もしかしたら少ししんみりしてしまうかもしれません。
でも、話を聴いてもらって、彼が何かアドバイスなり言葉をかけてくれたのであれば、しっかり最後に「ありがとう」と伝え、「○○さんにきいてもらえて良かった、おかげで少し元気が出ました」とニッコリ笑いましょう。明るくその場を終わらせられるうえ、男性はあなたから頼られ感謝され役に立てた、という実感をもちます。男性はたいてい庇護本能があるものなので、これは距離を詰めるうえで重要なことです。

報告とお礼

その場限りではなく、その後の展開を報告しましょう。しょっちゅうでは鬱陶しがられますが、たまにその件で連絡をとり続けていれば、「また飲みながら話そうか」となるかもしれませんし、解決した場合は「お礼にごちそうさせてください」と誘うことができます。

相談するという行為は、あなたの人柄を知ってもらい、距離を縮めるのにもってこいの機会です。ぜひ、上手に活用して心豊かな毎日を送って下さいね。

2015.05.15

  • Twitterでシェア
  • f Facebookでシェア
  • B!はてなブックマーク

記事を書いたのはこの人

Avatar photo

Written by 吉原由梨(ヨシハラ ユリ)

東大法学部卒業後、外資OL、秘書職を経て、現在は都内で夫と二人暮らしのフリーライター。30代初級者。 趣味は読書、グルメ、美容と健康の研究、マッサージ巡り、人間観察etc. 自身の経験や思索、あとは好奇心の赴くまま、幅広いジャンルのコラムを書いていきます。 Twitter:@yuriyoshihara ブログ:http://yuriyoshihara.blog.jp 写真撮影ご協力:青山エリュシオンハウス 撮影者:福谷 真理子