独身の方がだいぶマシ、不安や焦りから結婚しない方がいい4つの理由
「婚活」という言葉が世の中に流れははじめて、何年経つのでしょうか? 言葉による影響力は計り知れないものがあり、アラサーあたりから結婚を目標として動き出さなければいけない、と焦ってしまう人も後を絶たない現実。しかし、結婚とは焦ってするものなのでしょうか? 本来なら好きな人ができ、お互いに一生一緒に生きていこうと合意したのち結婚するものだと思うのです。そこで不安や焦りから結婚しない方がいい4つのワケについて書きました。
お互いを理解し合う過程を楽しめない
筆者は恋愛感情というのは「発情」だと思うのです。そのようなある種の興奮状態が続くのは、体にもよくないため約3年で自然と消えていくようになっているのでしょう。ですが、だからといって、あまり好きでない相手と結婚しても意味がありません。恋愛感情がまったく沸かない相手だと勢いもつかぬままゴールインすることになり、好きな相手でさえ生活となれば嫌な面をたくさん見ることになるのに、恋愛感情のない相手だと、さらにうんざりとさせられる場面があるはず。お互いを理解し合うまでの過程すら楽しめないと言えます。
結婚=ゴールではない
結婚はゴールではありません。そこから先、長い人生が待っています。ですから、不安や焦りから結婚を決めてしまうと、その後の人生も落ち着けないでしょう。焦って、相手がどんな人なのか見極めることなくプロポーズされたから結婚してしまった、なんてことになれば、その後のふたりの人生が思うようにいかず、つらいことの連続だった場合、後悔しても後悔しきれない結果となります。たとえ今“結婚したい”と思う人に出会っていなかったとしても、焦らずに今のひとりの人生を最大限に楽しんだ方がいいでしょう。その方が素敵な人に出会える可能性も高まりますよ。
焦ると男性を見る目が狂う
結婚適齢期と言われる年齢になると、増えてくるのが結婚式への参加。たしかに、結婚式は華やかで友人や知人の最高に幸せな笑顔を見ることができます。しかし、自分に生涯の伴侶との縁がまだ訪れていなかったとしても、焦る必要はありません。出会いとは思いもよらぬ場所に転がっているもの。周りの幸せに踊らされ、焦ってしまうと、男性を見る目が狂い、とんでもない人とゴールインしてしまう危険性が高まります。
結婚する人生がすべてではない
賛否両論があると思うのですが、結婚する人生がすべてではありません。結婚しなければできないことがあるのと同じように、独身でしかできないことも存在します。“一生独身=不幸”になるとは言い切れないでしょう。不安や焦りを埋めるために、結婚してしまうと、必ずいつか“独身でいた方が良かった”と思ってしまうものです。自分が独身の頃のように自由でいられないことを伴侶や環境のせいにしてしまうことも。そのようなつらい思いをしないためにも、不安や焦りから結婚する人生を無理に選択する必要はないでしょう。