カリスマアパレル店員に聞いた! 彼から「イエス」をもらうための神業

2015.03.30

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カリスマアパレル店員は、なぜあんなにも巧みに「買う気」にさせることができるのか……、そんなことを思ったことはありませんか?
もちろん、アパレル店員さんたちもプロです。コミュニケーションの達人ですし、顧客心理の勉強もされています。彼らはさまざまな接客の中から、「勝ちパターン」というものを編み出されて日々店頭で働いていらっしゃいます。すべては、お客様に気持ち良く買い物をしていただき、買っていかれた商品をルンルンで使っていただくため。
今日は、そんな彼らの接客の知恵を拝借しましょう。


彼からイエスと言って欲しい!

デートを誘うとき、何気ない会話をしているとき、やっぱり肯定的な返事をもらうと嬉しいですよね。実は人が「イエス」と言う心理には、とある法則があったのです。

日本人の心理には、こんな秘密が!

「日本人は、はっきりと断るのが得意ではない」というのは、よくいうお話です。その特徴から、「3回『イエス』と言うと、4回目も『イエス』と言う法則」というものがあります。話の流れで、なんとなく「イエス」と言ってしまうらしいのです。これを使わない手はないですよ。

どんな感じで言えばいいの?

絶対にイエスと答えそうな質問を3つ続けたあとで、自分がイエスといって欲しい質問を投げかけます。たったこれだけです。
お洋服を買いに行った時のことを思い出してみてください。
例えば、あなたが平日の19時頃、とあるアパレルショップに行ったとします。手には傘を持っていて、いかにも仕事帰りの格好で、春物を手にとっていたとしましょう。
店員さんはまず、「今日は雨ですね」と言います。確かに雨なので、あなたは「はい」と答えます。
次に店員さんは、「仕事帰りですか?」と言います。確かに仕事帰りなので、あなたは「はい」と答えるでしょう。
そして、3回目の質問で店員さんは、「夏物を買いたくなりますよね?」と答えると、あなたは、手元の動かぬ証拠を見やり「はい」と答えます。すかさず店員さんは、「その人気の色、今日やっと入荷したんです。お色違いありますが見て行かれませんか?」
ここでなぜだか、あなたはなんとなく「イエス」と言ってしまうのです。ここまでで、時間にして1分もかかりません。なんと巧みなトーク術なのでしょうか。
とまあこんな感じで、このアパレル店員は見事あなたに夏の新作をプレゼンするチャンスを得たというわけです。

さて、あなたの番ですよ

コツは、3回は必ず彼がイエスと答える質問をすることです。なんでもいいのです。天気でも、寝不足そうなら「眠たそうだね?」でも、お昼前なら、「お腹すいた?」でも何でもよし! 4回目の質問が本命です。「今度の土曜日出かけない?」など、多少ハードルが高いお誘いでもノリで軽くできちゃいます。
さっそく、必ずイエスと答える質問を考えてみてください!
ぜひお試しくださいね。

2015.03.30

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記事を書いたのはこの人

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Written by 立羽あさぎ

広島の山奥にある大学を卒業後、上京。 着ぐるみのスーツアクター、俳優・声優として活動後、エステティシャンとなる。 現在は、都内で劇団『タカラサガシゲキ団』の代表として、脚本・演出家として活動中。 オフに楽しむ梅酒と枝豆が何よりの至福。 暴走系ひきこもり女です。ご贔屓にどうぞ。