心がない男に泣かされた女の強くなり方
皆が皆、恋愛で幸せになるとは限りません。誰かと誰かの思いが通じた時には、誰かの恋心は静かに幕を閉じてしまいます。
それが、失恋です。
失恋の全てが思いをぶつけて散っていくとは限りません。そしてなかにはその思いに付け込んで利用しようとする人もいます。良心が分からない人間が居ることで、あなたの純粋な思いは汚されてしまうことだってあります。
ドラマのように、「ある女の子との出会いで心が変わる」という人もいるかもしれませんが、いつまで経っても人の気持ちが分からないまま、「思いやり」なんて言葉心の辞書にはありません! なんて人もいます。
“根っからの悪い奴なんていない”という考えは正しいですが、ある意味正しくはありません。良心が分からない人は小さい頃の環境のせい、人の思いやりが分からない人は愛情不足など……そんな理由があったからって他人を傷つけていい理由なんかにはなりませんね。
泣かされるのは、自分のせいなの?
このように心がない人に傷つけられた思いは、堂々巡りして最後は「自分に見る目がなかった」と思うことで乗り越えようとします。ですがこの方法を間違ってしまうと、次に好きな人ができても心から信じられなくなったり、信じ方が分からなくなってしまいます。
人と人が出会い深い関係になるのは、相手と自分は同じ螺旋状に居るからです。その螺旋は自分次第で上にも下にもいけるもので、そこで自分と同じ螺旋に居る人と出会うのだと筆者は思います。
だから自分のせいという考えは間違っていないけど、そこで自分の目にベールを掛ける必要はないのです。
正しい復讐計画
傷つけられたとき、悲しい気持ちと腹立つ気持ちが混在しているような複雑な思いが湧き上がってきますが、だからといって本人に直接傷をつけるのは間違っています。
そうしたら自分も相手と同じになってしまうからです。それが一番自分にとって嫌なことですよね。
正しい復讐計画は、自分に正しく生きることです。
妬まない・僻まない、人の心が分かる人間になること、自分でたくさん考えることです。そうすることで、二度とそんな人には傷つけられません。だって、見る景色が違うのだから交わることがないのです。
だから、怖がらないで大丈夫なのです。
最後に
簡単に傷つける人の考えが分からない、自分が一番大切だからって他人を悲しませていいなんて事は絶対にない。
だけど世の中にはたくさんの人間がいるから、皆が「されて嫌な事はしない」という考えを持つのは難しいかもしれません。
この「されて嫌な事はしない」という考えは、私たちが小さいときに教わったこと。そんなことさえ分からない人間が世の中にはいます。そのような人に自分の恋心を傷つけられるのは、とても悔しいし、悲しいことです。
だけどそんな人に対しても一つだけ感謝することがあります。もう私たちは、そんな心無い奴に二度と泣かされたりしない、二度と心を潰されない、そんなに私たちは弱くないと気がつくことです。
鉄壁のガードで心を強く守るのではなく、惑わされない信念を持つことが何よりも大切です。