それほど単純なものじゃない! 女が離婚を決意するさまざまな理由とは??

2015.03.13

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いろいろあったけど何とか結婚までたどり着いた、とはいえ人生そこでゴールとは限りません。昨今の離婚率の高さを考えると、ずっと安定した結婚生活を送るのはなかなか大変なことだと思います。ところで日本に比べはるかに離婚率も高いオーストラリアでは、離婚全体のおよそ3分の2が妻から離婚を申し立てるパターンだそうです。
つまり女性のほうが結婚生活に愛想をつかし、三行半を突きつけることが半数以上ということ。いったい彼女たちは結婚生活のなにが不満で、離婚に踏み切るのでしょうか。たとえば、相手の浮気やDV(ドメスティック・バイオレンス)というような分かりやすい理由ばかりではないといいます。また妻からの突然の離婚申し立てに、意表を突かれてアタフタする夫たちも多いのだとか……。
そう、女心というのはとても複雑。見かけはどんなに問題なさそうでも、心のなかになにか影が差したとき、女はいともあっさりと、でもはっきりと意思をもって離婚に踏み切るのです。今回はそんな理由のいろいろについて迫ってみました。


夫が精神的なニーズに応えてくれない

「精神的なニーズ!? つまり愛されてないってこと??」と思われるかもしれませんが、そうとも言い切れません。夫は夫なりに妻のことを愛しているのかもしれませんが、妻側としてはそれを実感できない。なにか“愛しあっている、理解し合えている”という実感が湧かないことから、結婚生活を続けることに虚しさを覚え、離婚を選ぶパターンです。せっかく夫婦になったのに、気持ちがすれ違ってばかりでは何のために一緒にいるのか分かりません。夫は妻が結婚生活に満足しているかどうか、もう少し注意深くなってみる必要がありそうです。

夫が仕事人間で、ほとんど家にいない、家庭を顧みない

夫としては頑張って働くことで家庭を守っていると信じているのかもしれませんが、妻も同じように考えているとは限りません。毎晩仕事で帰宅が遅く、休日は寝てばかり。そんなライフスタイルでは、“夫はいてもいなくても、変わらない”と妻も思ってしまうことでしょう。妻にも経済力があるなら、“この結婚生活を続けていても、意味がない”と悟るのは時間の問題なのかもしれません。こんなパターンに陥っている夫婦は、一度“家庭とはなにか、どういうものであるべきか”、ふたりでよーく話し合ってみてはいかがでしょうか。

夫の支配欲が強く、自分のやりたいことが何ひとつ自由にできない

一見今どきの物わかりの良さげな男性でも結婚した途端、夫という立場から上から目線で妻をみる人がいます。妻が仕事を続けることにも嫌味を言ったり、「妻なんだからもっとああしろ、こうしろ」、挙句の果てには友人関係にまで制限をつけてきたりすることも……。そういった態度を男らしさと勘違いしているのかもしれませんが、妻の生活そのものをコントロールしようとするなら、その結婚生活は決して幸せなものとは言えないでしょう。妻はそのことを感じとり、離婚を申し立てるという先手を打つことで自分を守ろうとしているのです。

参考記事(海外サイト):5 reasons women leave their husbands

2015.03.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。