なぜ男は女に比べ無口なのか……それにはれっきとした理由があるんです!!

2015.02.17

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恋愛中に彼に対してしみじみと「もっといろいろ心の中を打ち明けてくれればいいのに。なんだかいつも私ばかり話していて、コミュニケーションがまともに成立していないような気がする」と思ったことはありませんか?
女子同士なら心のなかで思っていることを何でも明け透けに話せるのが、仲のいい証拠。ノリノリでぶっちゃけ話をするのは楽しくもあり、またそれによってお互いの絆を強く感じるものです。
それに対して男性はどうでしょう? なかなか自分のことや、思っていることを素直に口に出してくれない……と不満を覚えたりすることが恋愛局面ではあるのではないでしょうか。でも一方的に彼を責めるのはお門違いというもの、じつはれっきとした理由があるのです。まずはその理由をきちんと知ることが、彼を理解することにもつながります。


“男は感情を露骨に表すべきではない”と教えられ、育ってきた

“男は背中で語る”なんて表現はもはや昭和の遺物と思われるかもしれませんが、それでもまだ男は軽々しく自分の感情を表に出すべきではないというふうに育てられていることが多いようです。小さい頃でも、「男の子なんだから泣かないで」、「男の子のくせにメソメソして恥ずかしいよ」というようなことを言われて育つと、たしかに男の子たちは“感情を表に出して、弱みを見せるのはダメなんだ”と思うようになります。それが成長して大人になっても、ずっと影響を与えていると考えられます。

生物学的に、男性は女性より無口なようにできている

“男が無口なのは生物学上、そのようにプログラミングされているから”と言われたら、どう思いますか? でも、これも一つの理由と思われます。メリーランド大学(アメリカ)の最近の研究では、4歳から5歳の男児および女児の脳内を対象に調査したところ、“FOXp2”という物質が男児では女児に比べ30%も少ないことが判明したのです。この物質は“話す”という動作を行う上で重要なタンパク質であり、それが男女で30%も違うというのは、“男性は女性に比べ口数が少ない”ことを表しているとも言えるでしょう。

男性は言葉よりも具体的なアクションで、気持ちを表現する傾向がある

女性はとにかくお喋りが大好きで、女子会といえばさまざまなトークが炸裂するのがおなじみの風景。でも男性は仲のいい友だちと飲んでも、そこまでお喋りばかりというわけではないでしょう。彼らにとって気持ちを表現しやすいのは、“言葉”よりも“行動”つまりアクションなのです。
たとえばカップルでも、女性はもっと彼から甘い言葉を聞きたいのに、なかなか気の利いたことを言ってくれないと不満を抱えているかもしれません。でも彼のほうからすれば、愛情は言葉ではなく行動で表しているつもりなのです。デートに誘う、プレゼントを渡す、そしてセックスをする、といった“アクション”そのものが愛の言葉なのだということもできます。“彼の気持ちが分からない、もっと話してほしいのに!!”と不満を抱えている人は、彼の“アクション”にもっと注目してあげるとよいでしょう。

参考記事(海外サイト):4 Reasons Why Men Talk Less Than Women

2015.02.17

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。