寂しくて誰かに頼りたくなったとき、心に効く安らぎ方法
誰でもふと寂しさがこみ上げてくることがあると思います。恋人ができずひとりの時間が長いとき、仕事を辞め、自分の時間ができたとき“誰かに寂しさを埋めてもらいたい”と思うものです。それはとても自然な感情でしょう。ですが、その感情に身を任せて、好きでもない人と会ったり、占いなどに頼ってしまうと、さらに寂しさが募ってしまうことも。そこで寂しくて誰かに頼りたくなったとき、心に効く安らぎ方法をお伝えします。
まずは寂しさの正体を見極める
寂しいという気持ちは一体どこから出てくるのでしょう? もしここに誰かがいたら、あなたの寂しさは消えてなくなりますか? きっと答えはノーではないでしょうか。人が寂しいと思うとき、そのほとんどが自分を寂しくしてしまっています。つまり自分で自分を寂しい状態に追い込んでしまっているのです。この場合の解決方法はひとつ。寂しい気持ちをどうにかして埋めようとするのではなく、寂しさの本当の原因を探り出すこと。寂しさの原因さえわかれば、あとは解決するのみですよ。
何も夢中になることがなく寂しさを感じているのなら
あなたが自分と他人を比べて寂しさを感じていると気づいたのなら、他人が本当に満たされた生活をしているかなど、絶対にわからないと知るべきです。実は他人の方が寂しい想いをしていた、なんて後で知り、驚愕することもあるはず。この世には寂しさを感じない人間はひとりもいません。そのため寂しいのは自分だけだと思い込み、悲劇のヒロインになるのは時間は無駄ですよ。寂しさは誰にも平等に訪れる気持ちだと知れば、少し安心できませんか?
何も夢中になることがなく寂しさを感じているのなら
少しだけでもいいので、外の空気を吸いにお散歩に行ってみるといいかもしれません。体を動かすことを“運動と言いますが、運動という言葉は運を動かすと書きます。そうなのです、寂しさを払拭したいのなら、体を動かすのが一番。軽く近所を散歩するだけでも、運動という言葉通り、運が動き始めて気持ちを切り替えることができるでしょう。以前から行ってみたいと思っていたお店や場所に行くのもおすすめです。もしかしたら、新しい発見や出会いがあるかもしれません。
SNSを見て寂しさを感じているのなら
最近では、いつでもどこでもインターネットに繋がれる環境が整っています。それは便利で良いのですが、ひとりで手持ち無沙汰なとき、ついスマホでSNSを見てしまうと、ますます寂しくなってしまいます。“みんな充実しているな……”と落ち込んでしまうのです。一説では、SNSを見ると半数以上の人が気分の落ち込みを感じるとか。それもそのはず、人がSNSに投稿するのは、ちょっと自慢できる楽しいときがほとんどですから。ですから、寂しいときはSNSに限らず、ネットは見ないに限ります。お料理を作ったり、部屋を掃除するなど、他に夢中になれる手近なことを探してみましょう。だんだん気分が良くなってくるはずですよ。