平成生まれは当たり前!? お父さんが大好きすぎる「親ラブ族」が恋愛ができない理由

2015.01.13

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一昔前までは、思春期になると親のことが疎ましくなり、「お父さんの服と一緒に洗濯しないで!」「お父さんくさいからあっち行って!」なんて悲鳴をあげている女子高生もいたようです。ところが、最近の10~20代、特に平成生まれにいたっては「お父さん大好き!」という女子が増えているそう。むしろ、お父さんと仲が良いのが当たり前になっています。世のお父さんからしてみたら喜ばしいことですよね。
ところがこの「親ラブ族」一歩間違えると、恋愛ができない原因にもなってしまいます。ここでは幸せな恋愛をさまたげる「親ラブ族」について迫ってみました!


「お父さんが理想!」親ラブ族の特徴

「カルピス」が行った「理想のお父さんは誰?」という質問の回答では、あらゆるイケメン芸能人を差し置いて「自分の父親」といった回答が堂々の1位に輝きました。自分のお父さんが一番素敵! と思えるなんて幸せなことですよね。
たしかに平成生まれの女性のなかには「これからパパとデート☆」なんてうきうきした様子で映画やショッピングに出かける様子をSNSにアップしているのを見かけます。平成生まれの女性にとって、お父さんはちょうどバブル時代を生きてきている頃。女性を口説いたりセンスのいいお店を知っていることもあり、同世代の男の子と比べて「お父さんかっこいい!」と娘の憧れになることもあるようです。

1:父親と比べるのは酷

単純に「お父さんと仲が良い」だけならまだしも、なかには「お父さんみたいな人と結婚したい!」と思う娘もたくさんいる様子。「パパと比べると同世代の男なんて全然たよりにならない」と自分の父親と比較してしまい、恋愛を遠ざけている面もあるようです。
また、自分の父親があらゆる基準のスタンダードになっているため、「今の生活基準を落としたくない」と望む女性も多く、男性に求める経済力の理想が高くなってしまうことも。
年功序列制度があったり、好景気を生きてきた父親と同等の経済力を同世代の男性に求めるのは酷な話。なかなか出会えません。

2:現実が見られなくなる

絶対に自分を裏切らない確信のある親。無条件に愛情を注ぎ、甘やかしてくれるお父さんを理想としてしまうと次第に現実が見られなくなります。親なので「お父さんは私を裏切らない」というのは恵まれた家庭環境で育ったのなら自然なこと。他人である男性に同等の愛情を過度に求めるのは間違いです。また、自分の父親ということもあり「どこかにはパパみたいな素敵な人がいるはず」と信じて彷徨い続けていても時間は過ぎてゆくばかり。父親と恋愛対象になる相手をきちんと切り離して考えることができない限り、延々と親に依存し続けることになる可能性も。

というわけで、仲が良すぎるのも問題な親ラブ族。何事も適度な距離感を大切にして、素敵なお父さんのことをいたわりながら、自分の道を模索していけるといいですね!

2015.01.13

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記事を書いたのはこの人

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Written by 小林リズム

91年生まれのライター/コラムニスト。 IT系メディアの広告や編集者を経てフリーライターに転身。 育児系インフルエンサーとして「ゆるい育児」に関する話題を発信中。 コラムでは婚活・ママ・子育てのジャンルをメインに執筆。 ブログ:http://kobayashike.com/ インスタグラム:https://www.instagram.com/kobayashirizumu/ note:https://note.mu/uchidareiko