「好きな人がほしい~」が口癖の人は恋愛をしても幸せになれないらしい
身体も心も冷え冷えとしてくるこの時期になると「好きな人がほし~い」が口癖になっている人をよく見かけます。「もちろん付き合えればなお良しだけど、それよりも前にとにかく好きな人がほしいんだよね」だそうです。さらに「出会いがないわけでもないし、出会いの場には足を運んでいる」ともいいます。それでも彼女たちのお眼鏡にかなう人がいないのか、彼女たちは口をそろえます。「好きな人がほし~い」。
恋愛は人生のデザートと言われるくらい必要不可欠なんて言われているので、その気持ちはわかります。ですが、「好きな人がほしい」を連呼していても幸せな恋愛はつかめません。なぜ好きな人がほしいのか、この機会に考えてみませんか?
「好きな人がほしい」=生活が充実していない
好きな人がほしいとしきりに騒ぐのは、自分の生活が充実していないことの表れです。自分の生活に何か不足している、何か満たされない気持ちがあるからこそ、「好きな人」という存在を手にして生活を潤わせようとしているわけです。恋愛をすれば喜怒哀楽の変化も激しくなるし、相手によって自分の世界も広げられていくのも確か。ですが、充実を恋愛にばかり求めていても「自分の人生」はちっとも潤ってはいきません。そんな状態で好きな人をつくり、お付き合いをすることになっても良好な関係を築くのはとても難しいことです。なぜなら「心の充実」を自分自身ではなく相手にばかり求めているから。
恋愛しても…依存するだけ
先ほどいったように、「好きな人がほしい」が口癖になっている人は、心の充実を相手に一方的に求める傾向があります。そのため、お付き合いをスタートさせても依存してしまいがちです。彼の時間や人間関係を拘束し、縛りつけていくことで自分の心の満たされない部分を強制的に埋めてもらうという奇行に走ります。もちろん、そんな依存心たっぷりの人が素敵な人に愛されるはずもなく、ダメンズをつかまえたり振られたりと悲しい結末にたどりつきます。寂しさや満たされなさを埋める道具として相手に依存することのないようにしたいですね。
恋愛しても…不満がたまるだけ
「好きな人がほしい」と騒いでつくった恋人。私の心を満たしてほしい、私のことを楽しませてほしい、私のことを認めてほしい、というお客様意識が抜けずに相手に求めてばかりいると、そのうち壁にぶちあたります。それは「相手が自分の思うように動いてくれない」という現実。相手だって人間なので期待に応えられないこともあるでしょう。そして何よりも、あなたの期待に応えるために相手が存在しているわけではありません。自分の思い通りにならないからといって不満や文句を言っていてはただの子どもと同じ。対等な大人の関係を結ぶことができないので、お互いにいがみあって終わることもあります。
というわけで、まずは「好きな人がほしい」と口にする前に、自分の生活をふり返ってみましょう。自分の人生くらい自分で充実させられないで恋愛をしようなんていうのは無茶な話。恋人探しをする前に自分の生き方について考えてみてくださいね。