分かってあげよう! “自分だけの時間とスペース”がぜったい必要な男性心理

2015.01.18

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不思議なもので男性って、付き合っているのに彼女にも決して足を踏み込ませない“聖域”のようなものがあると思いませんか? ものすごくマニアックに凝っている趣味、あるいはひたすら没頭してのスポーツ観戦やゲームなど対象はさまざまですが、恋人や妻からすると“私を放っておいて、自分の好きなことばかりして……”とヤキモキしたり、イライラしたりしてしまうことも……。でもこれってけっして彼のワガママというわけではないのです。
男性には普遍的なこうした“自分だけの時間とスペース”を必要とする強い欲求があり、そこでリフレッシュできればこそ、また“よき夫/彼氏”として私たちの前に戻ってくると考えることもできます。一見わがままなように思えますが、その必要性を私たち女性が理解すれば、カップルとしての仲もより良いものになるかもしれません。


ではどうしてそのような強い欲求があるのかというと……

ただただ一人になりたい、静かな環境で頭を空っぽにしたい

お喋りが大好きでストレス発散にもなる女性と違い、男性は頭のなかをいったん“白紙”にすることでリセットできるようです。そのためには、いくら恋人や夫婦でも物理的に距離をおき、ひとりになってただただボーっとしていたいと思うのです。仕事のストレスや悩みの多い人間関係、女性のように友だちと喋ったり、愚痴ったりするのではなく、ひとりっきりになって頭を空っぽにすることで、立ち直ったり、心に平穏を取り戻すこともできるようなのです。

“ひとりの時間”は男女問わず、誰にとっても必要なこと

たとえ恋人や夫婦のような親しい関係であっても、ずーっと一緒にいるとどこかで疲れを感じてしまうはず。そう、“ひとりの時間”は男女問わず、誰にとっても精神的安定のためにも必要なことなのです。私たち女性だって、ひとりになってじっくりメイクに集中したり、ただあてもなく雑誌をめくっていたくなる時があることでしょう。そしてそんな時間があればこそ、また新鮮な気持ちでパートナーと向き合うこともできるはず。いつでも相手をしてほしい“構ってちゃん”のままでは異性と安定した関係を築くのは難しいと言えます。

とにかくただ没頭できる“なにか”が必要

ある程度の大人になっても、ずっと情熱を傾けられる趣味を持っている男性もいますが、彼らにとってはそれがなによりの“癒し”となっていることに気づきましょう。サイクリング、ゴルフ、釣りなどいろいろありますが、“仕事”と“家庭”以外にもっと純粋に没頭できるなにかが彼らには根源的に必要なのです。ときにはそれらが子どもっぽい趣味に思えたとしても、それを真っ向から指摘するのはまるで彼の人間性を否定するようなものなので絶対にやめましょう。どんなに親しい間柄でも、彼には彼の世界が必要だということを分かってあげて。

どうですか? “彼のことが分からない!!”というのではなく、異性なのだし、そもそも違う考え方をする生きものなのだと割り切ってしまえば、イライラすることも少なくなるはず。彼があなたのことをけっして軽んじている訳でもないと知れば、もっとおおらかに受け止めてあげることができるでしょう。

2015.01.18

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。