「彼以上の人は現れない…」苦しすぎる失恋からできるだけ早く立ち直るには○○が大事
この間、彼女にフラれて1年ほど経つ男友達に素敵な女の子を紹介しました。ふたりともいい雰囲気でデートを重ねていたのですが、突然男友達が「やっぱり元カノが忘れられないから、この子とは付き合えない」と言いだしました。前々から元カノはいい子だった、これからもずっと一緒にいたかったともらしていたのですが、時間も経っているし、出会いがないと言っているし、そろそろ新しい恋愛をスタートさせてもいいのではないかなと思っていたので紹介。
はじめのうちは彼も乗り気だったのですが、新しい恋に踏み出そうとした途端に踏みとどまってしまった様子。「元カノのほうが俺をわかってくれた」「元カノのほうが相性がよかった」などと理由をならべて、前に進めずにいます。
それほどまでに彼をしばりつける過去の失恋。立ち直るにはどうすればいいのでしょうか?
規則正しい生活をする
失恋をしたあとに、まずは自分の内面と向き合おうとする人も多いはず。気持ちと折り合いをつけるためにもっとも有効な気がしますが、失恋直後に内面と向き合うのは危険です。ショックを受けた気持ちのままでは、自分の何がダメだったのか、どうすればフラれずにすんだのかなど堂々巡りさせて、後悔するばかり。
心を立て直すには内面を見つめる前に生活を立て直すことが基本です。早寝早起きをし、栄養のあるものをきちんと食べること。生活スタイルから正すと、あとから心もついてきます。
部屋を掃除する
部屋は頭のなかを表す、なんて言われていますが、部屋がキレイな人でだらだらと悩み続ける人を見たことがありません。日常のなかで、いらないものや必要のないものは捨てるということをきちんと習慣づけられる人は、気持ちの面でも正しく断捨離をできるようになります。「執着を手放す」練習としてまずは部屋を換気し、断捨離を実行させましょう。
身なりを整える
生活スタイルをきちんとしていれば、自然と身なりもきちんとします。大好きだった人に愛してもらえなくなったからと言って、ぼろぼろの肌とぼさぼさの髪の毛、毛玉だらけの服を着て過ごしていいという理由にはなりません。自分をないがしろにせず、清潔で似合うものを身にまといましょう。
たくさん泣いて傷つく
我慢して泣くのをためらうと、余計に苦しくなります。泣きたいときは思う存分泣いてください。失恋したあとに一番大切なことは「きちんと傷つく」ことです。傷つくというのは「現実を受け入れること」と同義です。痛みをともなわずに失恋を乗り越えることはできません。傷をきちんと見つめること、痛みをきちんと感じることが失恋から立ち直るのに一番の近道です。
その未練は「過去の自分への執着」かも…
失恋をして半年以上も経つのに「どうしても忘れられない」「私には彼じゃなきゃダメだった」と後悔しているのなら、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。あなたが未練を持っているのは、「彼自身」ではなく「彼と付き合っていたころの自分」ではないでしょうか? 彼と付き合って幸せだったころの自分、輝いていたころの自分、頑張っていたころの自分。それらは彼への思いではなく、過去の自分への思いです。幸せを感じていた自分を取り戻すためには、新しい一歩を踏み出すことが一番ですよ。
良くも悪くも人は変わります。前を向いて歩み続ける人には「もうこの人以上の人と出会える気がしない」なんて思ったことも、嘘だと思えるほど素晴らしい出会いが待っているかもしれません。