彼に「今までの女と違う」と思わせたい! 磨くべきは人間力
大人になればいろんな恋愛を経験します。良い恋愛も悲しい恋愛も知って、人間的にも成長していくのです。ですが、恋愛経験が増えていく事で、不意に感じることがありませんか? それは自分が今までお付き合いしてきた人の中で一番好きだったなぁという“特別”な存在。
特に男性は、この特別な存在を宝物のように感じている場合が多く、恋心と言うよりは自らが美化した残像に近いと思います。ですが、今お付き合いしている彼にそんな存在がいるとなると、考えたくありませんよね。もしも居たとしても全然関係ありません! 本当にそうでしょうか? できる事なら彼が二度と、その特別な存在に会わないでほしい。もしもまた出会ったらきっと彼は、その子のところへ行ってしまうのではないか……。そんな不安を募らせながら彼と居るのは正直ツラいです。
だとしたら、解決策は一つ! 自分自身が彼の“特別“な存在になればいいだけの話なのです。
“特別な存在”とは一体?
そもそも特別な存在とは、何をもって表すものなのでしょうか?
誰が見ても分かるほど“特別”という事は容姿しか考えられませんが、それは正解でもあり不正解です。外見が彼の好みど真ん中というのも、忘れられない存在にはなるかもしれませんが、男性の“特別”という意味は人間力の高さだと思います。人としての魅力、考え方、感性、彼の中で彼女は尊敬できる相手だったという事です。
女性としての魅力は大切ですが、それは皆さん大きく大差があるわけではないです。ですが、人間力の高さというのは、大きな違いがあるように思います。どれだけ可愛いかじゃない、どれだけ色気があるかじゃない、男子もそんなにバカではありません。
この人と居ると自分も向上できる、知らなかった思いが生まれてくる、忘れかけていたものを思い出させてくれる、それがきっと“特別な存在”の正体です。
“ただ居るだけ”の自分で終わらせないために
人に尊敬されるという事は容易いものではありません。しかも尊敬されることだけを重要視し行動するのは、また違いますよね。人間力の高さは、今日明日で得られるものではありません。
自分自身、責任と自尊心を持ちながら日々の積み重ねの結果、尊敬に値する人間になれるのではないでしょうか。
人はあまり強くないので、流されやすく弱い人が多いです。だからこそ、自分にないものを誰かが持っていることで尊敬でき、そしてお互いに向上できると期待するのです。
この人と居ることで、きっと自分は大丈夫だと思われることが一番うれしい褒め言葉ではないでしょうか。
自分の事をちゃんと知ること
過小評価・過大評価、自分の事は知っているようで分からない事も多いです。自分の好きなところ、本来自分はこんな人間だったという部分を思い出し、しっかり見つめなおします。
自分の嫌なところは直せばいい、自分の好きなところはどんどん伸ばす、簡単に聞こえますが難しいです。だって自分には甘い私たちですから、すぐに忘れてしまうのです。そして現実的な思考だけが頭の中をぐるぐると回り、無難な選択していくことで安定を求める。
本来の自分は果たしてそうだっただろうか? いいえ、きっとそんなもんじゃないはずです。
あなたを思う人がいる、それだけで、あなたには自分では知らない魅力があるという事なのです。
自分で自分の事を理解することで、人間力は高まり、大切な人の“特別”な存在へとステップアップするのです。