意外に傷つけてしまっているかも!? 男のプライドを守るためには
プライドと言う言葉を聞いて、次に頭に浮かぶ言葉は「男」が多いです。
それほど、男のプライドという言葉は頻繁に使われ、女性からは良いように思われていません。この男のプライドというものは、意外にも簡単に傷つき、修復するのに時間がかかってしまうもの。
簡単に折られてしまうものなのに、女性はその男のプライドを容易く折ってしまいがちだと筆者は感じます。容易く折られたプライドは、心を閉ざし、本音が言えないようになる恐れがあるという事を女性に分かって欲しいと思いました。
反対に女性のプライドは、とても柔軟性があり、守るものができた時プライドさえも失くすことができる生き物です。
このプライドに対して正反対の考えを持っているもの同士なのですから、女性からみて男のプライドが大切なモノとは思い難いのも分かります。ですが、男性は男のプライドを持つことで何倍も何十倍も飛躍できるようになるのも確かです。
今回は「私が守らなくて誰が彼のプライドを守ってあげるのだ」というお話をしたいと思います。
鼻っ柱をへし折るのは社会がしてくれる
もしも彼が間違った方に進むものならば、正してあげたいと思うのが当たり前です。ですが、その場合のほとんどが、彼は彼女の話に耳を傾けようとしません。
彼女も意固地になり要らぬ言葉を言ってしまうようになります。この問題に対して重点を置く場所は、間違いを正そうとすることではなく「私はこう思うよ」というアドバイス程度で終わらせてみて下さい。そして、彼が間違っているのなら、社会が「そうじゃない」と鼻をへし折ってくれるのです。
大きな社会で働く彼が、たとえ間違っていたとしても、彼なりの思いがあるのかもしれないという余裕を持って接することで、彼もまた何か問題が起きた時彼女の言葉に耳を傾けてくれるようになるのです。
「正してあげたい」という気持ちは間違いではありませんが「押し付ける」ことは間違いです。
違う、間違っているは言われたくない言葉
とても小さなお話ですが、積み重ねというものは、ちりも積もれば山となるということ。些細な会話の中でも、意見は分かれる時もあります。その会話に正解や不正解がある場合、しかも彼が不正解だとしたら、二人きりの時でも第三者がいる時でも同じです。
「違う」とか「間違っている」という不正解を叩き付ける言い方は、あまり良くありませんよね。
人は、自分ではそう思い込んでいる事に対して、頭から間違っているだの違うだの言われると心は嫌な気持ちになってしまいますし、プラス恥かしいという気持ちにもなってしまいます。
その感情が積もり積もったら、彼女と話をしたくない、面倒だという考えになってしまうのです。
プライドには幾つもの種類があると思います。己の信念を貫くプライド、見栄や体裁にこだわってしまうプライド、男としてのプライドなど。
要らぬプライドは捨てろ! という言葉をよく耳にしますが、捨てるのではなく変化させていけばいいのだと思います。変化していく中で、自分自身で気づき、足りないモノ、間違っていたことを自ら生み出すことが大切なのです。
批判をして終わりではなく、男の尊厳を守れるのも、女ではないでしょうか。