こんなに頑張っているのに…なぜか女子が絶対にときめかない“お年寄り系男子”の特徴
「身も心も寒いシーズンだし、彼氏ほしい~」なんて知り合い以上友達未満の男の子の前でつぶやいたらうっかり告白されてしまい、「ごめん、そういうつもりじゃ……」と困った経験のある女の子って結構いると思います。反対に、「これって脈あり? 俺でもいけるかも……」とカン違いして玉砕し「ああ、またか……」と上乗せされていくフラれ記録と女の子の思わせぶりに見える態度に「もう僕は一生ひとりでいい……」とせつない気持ちで過ごしている男の子もいるかと思います。
親切だし、優しいし、自分に害はない。いわゆる“いい人”。きっと付き合ったら愛情を注いでくれるし、結婚して子どもを産んだらいいパパになるんだろうな……なんて思うけど絶対に無理。いったいなぜ女子たちは彼らにときめかないのでしょうか? ここではそんな彼らを「お年寄り系男子」と称して20代の4人の女の子に話を聞きながら考えてみることにしました。
優しくするのは「いい人」だから
頼み事には嫌な顔ひとつせずに応えてくれるお年寄り系男子。むしろ頼られたことがなんだか嬉しそう。面倒なことでもお願いすればなんでも引き受けてくれるから、女子たちは「都合がいい人」として扱っている気分になることも。とはいえ彼らはお願いされたことを純粋に喜んでいる様子が伝わるので、その罪悪感さえも消えてしまいます。そんな「いい人」である彼らなので、女性は優しくするし、笑顔で接するし、お礼もします。でも、まったくもって彼らにときめきは感じません。
なんか生命力が薄い
いい人だけど恋愛対象にならないのは、ルックスや経済力のせいではありません。そういうものでさえ補えない部分が彼らにはあります。それは、そこはかとなくにじみでる「悲壮感」。彼らはいつも「なんか可哀想」です。この「なんか」の内訳は生命力の薄さにあります。どんなに一生懸命に頑張っていても、物事に必死になって取り組んでいても、彼らを「かっこいい!」と思うことができないし、むしろ彼らが頑張れば頑張るほど「なんか可哀想」に見えてきます。彼らには内側から溢れる生命力のようなものが足りないのです。
絶対に裏切らない
「いい人であること」そして「なんか可哀想な感じ」が相まって、お年寄り系男子にはつい優しくしてあげたくなります。そして彼らはそれを純粋に「愛情」だと受け取ってしまいます。彼らがどんなに「いい人」でも、どんなに頭がよくても、一緒にいると退屈してしまう女子。
お年寄り系男子は「他人と接するうえでのサービス精神」がないので、飽きてしまいます。このサービス精神とは「相手に何かしてあげよう」と物を買ったり尽くしたりすることではなく、相手を楽しませられる人間としての魅力のことです。見た目通りの性格、見た目通りの話、見た目通りの服装。絶対的に見た目を裏切らないそのまっすぐさが女子をつまらなくさせます。期待通りの行動を起こしてくれるのはありがたいものの、そこに愛は芽生えません。
「俺のことを知ってくれ」<「俺のこと受け入れてくれるかも」
また、お年寄り系男子は、「俺のことを知ってくれ」という我の強さより、「俺のことを受け入れてくれるかもしれない」という期待値のほうが勝っていてなんだか頼りない感じがします。彼らの事を知りたいと思えるだけの魅力がないのに、そして本人もその魅力を知らないのに、付き合ってほしいと言われても女子は困ります。もっと自分のことを知ってアピールする図々しさと自信を持てるようになれば、女子の見る目も変わるかもしれません。