これは禁句!! 夫たちが覚えておくべき“妊娠中の妻に言ってはいけない一言”たち

2014.12.04

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妊娠は夫婦にとっても喜ばしいこと。新しい命の誕生を期待感を持って過ごすものですが、それと同時に妻にとっては心身ともに大きな変化を余儀なくされる時期でもあります。ホルモンバランスも乱れるため、自分でもどうしようもないほど心が不安定になってしまうことも時にはあります。そんなとき火に油を注ぐのが夫の不用意な一言。悪意はまったくなくても、妊娠でイライラしがちの妻を怒らせるには十分な威力を持つことがよくあります。そこで、夫たちに覚えておいてほしい、“妊娠中の妻に言ってはいけない一言”をまとめてみました。


「もうそれだけ食べれば、十分じゃない?」

妊娠中は食欲が上手くコントロールできないことも多く、アイスクリームやジャンクフードといった普段それほど食べないものが無性に食べたくなってしまうこともよくあります。とくにつわりの時期が終わり、体調も戻ってくると食欲も大いにわいてきます。そんなときは、食べたいと思うものを存分に食べようと思うものです。妊婦の食欲について、夫が口をはさむのは余計なお世話です。

「君の気持ちはよく分かるよ」

夫としては何の他意もなく、本心からただただ妊娠中の妻を心配しての発言なのでしょう。落ち着いて考えればそれくらい妻だって理解しています。でも妊娠中でイライラしているときにこうした“共感”を示す発言に過剰反応してしまうこともあるのです。「分かる? 分かるって何を?? 妊娠してこんなに体も変化して、ストレスもたまるのに、妊娠したこともないあなたに何が分かるっていうの!?」というのがオチです。逆ギレのような論理に聞こえるかもしれませんが、そういったリアクションになってしまうことがあることをどうかご理解を。そんなときはむしろ、「妊娠中はほんとうに大変そうだね。今僕にできることがあれば言って、何でもするから」と具体的に妻の気持ちを楽にするアクションを聞き出すようにしましょう。

「なんでまた泣いてるの?」

これもまた夫からしたら、何気ない問いかけなのでしょうが、感情の高ぶっている妻からしたらひどく傍観者的な態度で、イライラを爆発させてしまう原因にもなりかねません。“なにか泣くだけの理由があるのだろう”と考えるのが論理的な男性、妊娠という大きな心身の変化でホルモンバランスも乱れている妻にとっては、泣くのに理由なんか必要ありません。泣きたい衝動に駆られるから泣くだけです。そんなときはいろいろ詮索したりせず、黙って傍にいて手を握ったり、抱きしめたりしてあげましょう。そんなスキンシップでのぬくもりこそ、妻の心を静める最良の手段であり、愛情表現でもあります。

ちなみに筆者の個人体験ですが、妊娠中『スノーマン』の絵本を見て、号泣してしまったことがあります。今になってみればなんであんなに泣いたのか、自分でも全く理解できません。ただただ“ホルモンの乱れ”という言葉でなんとなく説明できるのでは、という気分です。つまりそれだけ妊娠中というのは、自分でも感情のコントロールができないほど不安定になることがある、ということです。ですからこれから父親になる夫の皆さん、どうかそんな妻たちを、大きな愛情と忍耐力で見守ってあげてください。

2014.12.04

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記事を書いたのはこの人

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Written by Waxy

南半球オーストラリアから世の動きを眺めています。 ガーデニング好きで、イチゴ栽培が特にお気に入り。