結婚の真実、性格に問題があるから結婚できないはウソ
世の中でまことしやかに囁かれている、性格の善し悪しで結婚できるか否かという話。しかし、たとえ性格が良かったとしても、なかなか結婚できずに悩んでいる人はいます。逆に性格が悪いように見えても、結婚できている人はたくさんいるのが現実。そこで性格の善し悪しで結婚できるか否かがウソだということを暴きたいと思います。
性格の善し悪しを判断するのはすべて自分基準
人の性格には必ず良い面と悪い面が存在します。すべてがパーフェクトの人など、存在しないでしょう。つまり性格の善し悪しを判断しているのは、その人のフィルターを通してのこと。あなたの中で性格が悪いと判断している人でも、他の人の目には、良い人、魅力的な人だと映っているかもしれません。ですから、性格が悪いから結婚ができないは大きなウソだと思います。よくアラサーを過ぎても結婚できないのは「何か問題があるからだ」と言われていますが、たとえその人が問題を持っていたとしても、他の人にとってはそこが魅力的であることさえあるのです。多くの人が誤解していると思いますが、結婚に性格の善し悪しはまったく関係ないと言えるでしょう。
結婚で重要なのか価値観の一致
既婚者の友人や知人に話を聞くと、やはり結婚を決めた大きなポイントは価値観の一致にあるようです。ですが、価値観こそ千差万別。まったく同じ人など存在しないと思った方がいいでしょう。ここに生真面目で何事も一生懸命こなす人がいるとします。その人と同じように真面目でコツコツ物事を進めていく人なら、価値観はほぼ一致しているでしょう。その場合、二人はお互いに魅力を感じるはずです。でも、人生を遊ぶように生きたい自由人タイプの人から見たら、どうでしょうか? 生真面目すぎて面白みがなく、一緒にいても疲れてしまうことだってあるはずです。その場合、その人のことを性格が悪いとまでは思わなかったとしても「つまらない人」と判断するかもしれません。
すべてを決定づけるのは縁とタイミング
結婚に必要な大きな要素のひとつとして「縁」というものが存在すると思います。それは努力では到底つぐむことができないもの。どんなに真面目に働いて、精一杯生きていたとしても、そこに縁というスパイスが加わらなければ、結婚する相手にめぐり合うことができません。また、タイミングも重要です。順調な交際をしているカップルでも、結婚願望が高まる時期が少しでもズレてしまうと破局してしまうことさえあります。結婚に至るプロセスに必要なのは、環境を選んだり、趣味を楽しむこと。もしくは好きな相手にアプローチするなどの「行動」、偶然訪れる「縁」、お互いに結婚したいと思う「タイミングの一致」、この3つなのではないでしょうか? そこに性格の良し悪しはまったく関係ないと言えますよ。
いかがでしたか? 長いあいだ、結婚相手にめぐり合うことができずに悩んでいる人もいるでしょう。しかし、結婚できないのは、決してあなたの性格が問題なわけではありません。婚期の訪れは本当に人それぞれ。結婚して幸せな家庭を築きたい、その希望さえ失わなければ、きっと素敵な相手とめぐり会えるはずです。